社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

週刊金澤

「週刊金澤 2007-2014」(金澤ダイスケ/スペースシャワーブックス)
読了。
武道館で買えなくて、地元で「白盤」受け取り兼ねて購入。
結構最初の方から読んでたんだなぁ。あんこギッフェリ回覚えてる。
食べられるまで、7年掛かりましたよ。。。
この本は志村における「CHRONICLE」、山内における「LIFE」
なのかもしれない、と思った。
ダイちゃんも、志村の事を内内じゃなく話せるようになったのは
ほんとうに最近の事だったのだなぁ。
それでも、まだ言えない事は沢山あるのだろう。
ダイちゃんってバランスの良い人なんだろうな。
ミュージシャンは生活不規則で荒れそうだけど健康に気を遣ってるし
完璧なようで気を遣ってるのに体弱いとこもあって隙みたいなんあって
親しみやすいし
(でも樋口さんに穿られてないねぇ、そこは隙見せないんかねぇ)
いじられキャラである事でその場の空気・流れを上手くコントロール
してるんだろう。
読者にも問いかけたり、リプライ受けて書いてはったり。
ゴッチは収録されてる対談でも政治的な話したそうに見えるけど
そうはさせない、敢えてふにふにっとしておいて、何も考えてない訳じゃない。
見事なバランス感覚だなー。
どんなイメージなんだろう、と書かれているけれど
左手も右手も均等に動く、シンセ・ピアノ・オルガンのバランスが
取れてる人という印象。
どれも弾けるけど、イメージ的に文明さんやキース・エマーソン
オルガンの人っぽいし、クージーさんはシンセの人っぽい。
池ちゃんはエレピ含めてピアノの人っぽい。
奥野さんはどうだろう。ピアノ・オルガンかなぁ。
シンセも癖あるよな・・・って書いてきた意味無くなって来た。
以前、はてな界隈で「フジファブリックの半分はダイちゃんである」と
仰ってる方がいらっしゃったのだけど、正にそんな感じ!とも思った。
すごくどうでもいいポイントとして素朴な疑問、
水郡線はもしかして茨城側からだと1時間に1本あるのか?
郡山から乗った時は1時間に1本未満っぽかったけど気のせい?
あと吉田うどんぽいおうどん食べたいと思ったらレシピ載ってたので
思わぬ所で食べる機会があるかも・・・しれない・・・。
それと、良い鍵盤人は良い物書きでもあるのだろうか。
山下洋輔さんはエッセイも有名だし、文明さんのキーマガ・キースペの
連載etc.は面白かったし、「週刊金澤」面白かったし。

その他武道館&ぷあんツアー前後と最中に読んだ本。
・テロリストのパラソル(藤原伊織講談社文庫)
 じっくり読みたかったので、旅に持って行ってよかった。
 黒幕あの人やろ・・・と思ったらやっぱりそうだったけど
 動機は意外な気がした。理解出来ん。
 色んな所が繋がってたのか。
 偶然すぎるが、あんまり違和感なかった。
 主人公もだけど、浅井もいい奴だよな。
 人の心って単純なようで、複雑なもんだ。
 どうせ実写化しちゃうんでしょ?って思ってたらドラマ化してたのね。
3月のライオン(10)(羽海野チカジェッツコミックス
 えっ、そういう展開になるの!
 そりゃひなちゃん倒れるわ。
 そういえばお父さん出てきた事なかったけど、クズすぎる。。。
 ちょっと迷ったけどCDついてる方を買った。
 なんだかんだでBUMP好きやし。
 ただ、10巻でおまけつきって、BUMP好きで初めて手に取った人が
 これから集めていくにはちょっとしんどいかも・・・。
 (「もやしもん」5巻の時にちょっと思った。)
・俺とお前 or DIE!!!五郎大全(増子直純音楽と人
 今読んでるとこですが、これ書籍どころかムックでもなく
 完全に月刊誌の別冊扱いなのね・・・0番雑誌だ。
 栄純とせっちゃん(ウィルコもかな?)以外切り抜きを取って
 なかったから、良かった。
 ただ、もしかしたらあんまりこの連載好きではなかったのかも
 しんないな、と思ってしまった。
 何となく、読み進まないのである。
 リアルタイムで読んでた所為だと思いたい。
 それと、なんだかんだで紹介されるアーティストの宣伝に
 なっちゃってるからだろうか。
 新譜が出る→「ああそういえばアイツとはこういう思い出が
 あって、こういういいトコがあった」って思い出しはるんやろ。

どうでもいいニュース:
この「どうでもいいニュース」と寝起きの「人間の姿になる」の
元ネタは、「週刊金澤」です。
「どうでもいいニュース」はちょこっとしたネタ書きやすいし
「人間の姿になる」はいい表現だなーと思ったのであった。