社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

のうみつ4days裏振り返り

LIFEツアー行った方の、昔からのファンが少なくなって最近のファンばっかり、
志村の話が出てもポカーンで寂しい・・・というような書き込みを見かけた。
昔とか最近とか言うのも野暮天な気もするが、わからなくもない。
わからなくもないけど、それぞれがそれぞれの楽しみ方をすれば良い、
知らなければこれから知ったらよい、と思う。
それよりも個人的には山内を指して「ボーカルのひと」と言ってた人の方が。
ギタリストなんだぞ!ギタリストでボーカリストなんだぞ!というのも
ちょっとあるけど。
知らない人に「ボーカルの人だよ」みたいに説明してはるのとも違った。
聞きたくもない大声の会話からの流れもあって何とも表現しづらいのだが
あ、ライブだったら誰でもいいのかな、一応多少は興味はあるけど
色んなライブに行くうちの選択肢の一つでしかなかったように聞こえた。
(それでもフジ選びはるんは良いのか。えらくモヤモヤする事言うてはったが)
あのノリを件の書き込みの方が見たら(聞いたら)泣いちゃうかもなぁ。。。*1

あっという間だったのうみつなフジづくし4daysの裏テーマは
「沢山本を読む」であった。
何もかも忘れてわーっと本を読みたかった。
積読も片っ端から読みたいし、それ以外にも読みたい本が沢山ある。
結局そんなに読めなかったねぇ。。。

・小暮写眞館(下)(宮部みゆき講談社文庫)
 上巻の話は→こちらの真ん中から下あたり。
 下巻は写真を巡る人から、英一の家族、垣本順子との物語になっていく。
 ちょっと寂しいけれど、ほっとするラストだった。
蜩ノ記(葉室燐/祥伝社文庫
 あらすじはどこかで見て頂くとして。
 秋谷が切腹を命じられた原因の不義密通事件の真相にもやもやするが
 読後がさっぱりしている。
 映画だとどうなってるんだろう。
 悪い奴も武士としての矜持を決して忘れた訳ではなかったのだな。
 (秋谷が大きく動いてやっと思い出したというか・・・)
 直木賞の選評に「主人公達が清廉すぎる」とあったようだが
 小汚い世の中だもの、せめて小節の中くらいは清廉でいいじゃない。
 こちらにもちょこっと書いてます。
・もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら(工藤美代子/角川文庫)
 なんだこのラノベや一時期の新書みたいなタイトルは!
 でも中身は工藤さんが体験された怪異・不思議な話。
 いかにも怖がらせますよーって感じではなく、
 (それはまえがきにご本人のスタンスについて説明されている)
 淡々とこんな事があってね、そういえばこんな事も、という感じ。
 怪異も、人を選んで出てくるんですかねぇ。
・LIFEツアーパンフレット
 山内モノローグ読んでて、そういえばメンバーからの10周年
 振り返りってあんまり無かったような。
 ファンに話してくれなくっていいけど、ご家族の方が辛いから、
 なんて仰らず、「悲しい」とか「なんでやねん」とか
 言葉にしづらいんだとしても、抱え込まずにちゃんと吐き出して
 欲しい、と思った。
 ダイちゃんやかとをさんには話してはるんやろうし
 下手にファン向けに書いたらあーだこーだ邪推生んだりして
 ややこしいだろうけど・・・。
 BOBOさん・名越さんとのダイアローグ、いいな。
 でもちょっとコーパスのライブ行くの怖くなった。どーしよー。

「悲しい」と表に出せるまでに時間の掛かった「悲しみ」について考える。
「寂しい」と仰る方は、漸くそこまで整理出来てはるんやろか。

どうでもいいニュース:
オールスタンディングの場合、大声で喋ると丸聞こえなんよなぁ。
気をつけよう。

*1:等と書いてて、これどこのライブでも遭遇したくない系かも・・・