社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

秋に桜散る

桜子(仮)が亡くなった。

「おじいさんが迎えに来ました」とオトンからメールが来て知った。
10/8が10歳の誕生日で、その翌朝の出来事だった。
祖父の友人だか知人だかのおうちに貰われたが既に大型犬がいて
祖父がどちらか引き取る事になり小さい方を、と貰われたんだっけ。
その祖父が天国行っちゃったので実家に来る事になり現在に至る。
じーちゃんも寂しくなったんだろうか。
人の食べ物は食べない筈なのにじーちゃんが自分のおかずをやったら
食べるようになりそのうちジャーキーみたいなのしか食べなくなって
しまった。
実家に来てからは食生活の改善を試み、それなりに成功したし
なんこつか何か犬用のおやつにがっついて死に掛けて犬生を悟り
大人しくなったが、誰かが食べてるものを欲しがる所は変わらなかった。
自分は意地でもやらなかったけど。
小型犬の宿命なのか食生活が荒れてたからか他の理由か知らないが
あんまり丈夫ではなく、これ以上人間の食うもん食うたらあかん、と。
丈夫じゃない、というかもう何年も心臓がー腫瘍がーみたいな話が
出ていた。
このおばか日記振り返ったら2011年くらいまではもっさもさしてて
それ以降だんだん毛がぺったりしてきてたんだよな。。。
オカンや桜子(仮)と会う度に如何に体調が良くないか聞かされていた。
今年9月には腹水が溜まってきてそんなに長くは生きられないかも、と
言われていたが、こんなに早くその日が来るなんて思わなかった。
そう言いつつもお正月は一緒に過ごせるかな、と思っていた。
じーちゃんだってそうじゃないか、お正月ゆっくりみんなで過ごして
その後だったじゃないか。
早いよう。
体良くなかったから、これ以上生きててくれと望むのは酷だったのか。
でも送られてきた前の日の写真、普段通りだったじゃないか。

仕事帰りに実家へ行き、お別れをしてきた。
先週辺りから、体調が悪くてご飯も食べられない状態で
獣医さんに注射・点滴して貰ったら回復してきたけれど
そう長くは良い状態が続かないだろう・・・と。
昨日から起き上がる事も難しい状態だったが、
それでもオカンが寝ている所に近寄っていったり
トイレに立ち上がったりしていたそうだ。
オトンメールの写真ではしっかり頭を上げていたので
前の日までそこそこ元気だったんだと思っていたよ。。。
ずっと付きっ切りだったのに、偶偶二人が離れた一瞬に
息を引き取ったそうだ。
段ボール箱の中に寝かされている桜子(仮)は寝ているようで
そのうち身震いして「なぁに?」って起き上がるんじゃないかと
思う位。
でもそっと撫でた時の感触で生きているのではないと分かった。
オカンが買ってたお花を入れさせて貰ったけど、
自分もお花買ってくればよかったかな。
それにしても、よく頑張ったよ。
ありがとう。