社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

遠野物語remix

遠野物語remix」(柳田國男×京極夏彦/角川文庫)を読んだ。
遠野物語」の内容は全部あるんだっけか。原典も読んでみたいような。
remixのせいか、「新耳袋」「九十九怪談」を読んでいるような感じだった。
(敢えてそういう文章にしてあるのかも。)
新耳袋」+言い伝え・御伽噺みたいな。
河童の話がばんばん出てくるのかと思っていたがそうではなく
山男・山女が多かったように思った。
マヨヒガ、実際に出くわしたらびつくりするに違いない。
何か持って帰ってよくっても、怖い。
何も持って帰らなくても、欲のない人の所にはモノが流れてくるそうだ。
明治の頃だったら、遠野以外にもこんな不思議な話がまだまだ各地に
溢れていたんだろうなぁ。。。
今でもあるのか!?
最近のトレンドは「何かに出くわした」等の怪異より
異世界に迷い込んだ」系のような気がする。
磁場etc.の関係で異世界と混じりやすいのか、話を作るのにやりやすいのか。
遠野物語拾遺」もretoldとなっている、こちらも楽しみだ。

・Festival Echo '14
 フジロックって”大自然の中で音楽を楽しむ”イベントだと
 思ってたけど、もうそれだけじゃないんだねぇ。
 もっと違うイベントになったみたいな。
 「メンバー構成どうする?」とか子供達がどうのこうのとか
 そういうもんなんだったっけ。
 ほんっとに音楽と音楽周辺のカルチャーを純粋に楽しむ
 イベントだと思ってた。
 裾野が広がるのはいい事だとは思うが。
 マイボトル持参についてのコラム的記事でマイボトル持参を
 推奨しているのだが
 「使い捨てのカップよりもランクがひとつ上なのです」がよくわからない。
 何の?
 エコでクリーンでスマートで、で十分じゃないの。
 そして今年も最後の方でOTODAMA紹介されず。
 されたらされたで「フェスというよりオトナの文化祭!」
 とかツッコミ入れそうだが^^;
・ROCKIN' ON JAPAN
 きゃりー2万字、ほんとに2万字あったんだろうか。
 今まで読んだ2万字・3万字の中で読みきるのが一番早かったと思う。
 なんだかんだ言って”ROJが求めるきゃりー”を装ってる感じがした。
 (無意識にしてるんだったら、凄い話だと思うが。)
 良くも悪くも”素人っぽさ”を忘れてない人だ。
 それが彼女の魅力かもしれないけど、そろそろ限界かも。
 有名になって色んな人が知ってくれてやりたい事が出来る、
 しかし、その代償は大きいのでは。
 それを背負う覚悟はあるんだろうか。
 都合のいいようには出来ないですからね。

きゃりーといえば過去の話って抹殺はしても否定はしてないけど、いいの?
否定しないからぼそぼそとネットの片隅で話が広がっていくし消えない。
(否定してもぼそぼそ出てくるのかもしれないが。)
但しツイッターでその事に触れた人はブロックしてるらしいんだが
一回「そんな事言わないでください」って言ってもいいと思うんだけどねぇ。
無駄か。
でも「言わないでください。悲しい」って呟いておけば
ファンが擁護して、話持ち出した人を叩いてくれるんじゃ?(皮肉)