社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

拝み屋郷内 怪談始末

アニメ版「アオハライド」の第三弾PVでOP・ED流れますよーって
お知らせが流れてきたので観たんだが、あのPVを観て
「実はあの彼はもうこの世の人ではないのかもしれない・・・」
「生きてる人だけど父がDVで母が他所に男作って逃げて
 うんたらかんたらな経緯があって・・・」とか
「最後すんげー欝エンドになったりしない?」とか
考えてしまう自分が厭だ。

「拝み屋郷内 怪談始末」(郷内心瞳/MF文庫)読んだ。
ダ・ヴィンチ」読んでて今月の「幽・怪談通信」どんなん?
と確認したら作者の対談載ってて興味を持った。
フジ見に行った日にジュンク流離ってたのはこのせいだ。
これ、後からどんどん怖くなる。
最初の方は文章綺麗だなー叙情があるなぁなんて
余裕かまして読んでた。
後半、続き物になってくる辺りからだんだんと。。。
血みどろスプラッターも読んでて怖い(気持ち悪い)し
死んだ人間より生きてる人間の方が怖いもんだが
一番怖いのは”わけのわからないもの”だよ。。。
ナニモノか分からないのも怖いし、意図が分からないのも
怖い。
”話そうとしたら何か起こって話せない”というのも。
それを聞く人にも色々あるとか。
じゃあそれを読んだ人はどうなるのか?
そういう”こわがらせ”かもしれないけど、じわじわ怖い。
それとお祓いをお願いする側にも問題があるパターンもあるのだな、
と。
それはあかんやろ、どんなに力のある人がお祓いしても
肝心の本人が「償うっス」みたいなノリだったら効果ないような。
同業者潰しも怖いなーと思ったけど、そんな潰し方したとして
自分とこに”返って”くる事や失敗した時の事は考えないのだろうか。
考えない人だから、同業者を潰しにかかるのか。。。
きちんと”対処”出来る人なら、潰すまでもなく依頼が絶えないだろうし。

その他。
本の旅人
 京極先生だ!嬉しい!
 木原さんとギンティさんの対談、面白かった。
 コミュニケーションツールと言われれば、なるほどそうかも。
 殴り込みの第三夜、めっちゃ気になる。
 怪異語る方って結構語り口はからっとしてはるよなぁ。
 文章もいかにもじわじわ来まっせ・・・より
 からっと軽めに「こんな事があってさぁ」って方が怖いかも。
・ランティエ
 乾くるみって男性だったのか・・・。
 角川春樹小説賞の選評でものすごく厳しく言われてる方があり
 そんなんが最終選考に残るのか?と思ってしまった。
 逆に言うと、最初の選考でふるい落とされるようなのって
 どんだけ酷いんだろう。。。気になる。

どうでもいいニュース:
家人が駄洒落を言うようになった。
「誰が上手い事を(略)」な事は言うけど駄洒落は言わなかったのに。
日曜の試験、そんなに辛かったのか・・・。
それとも4日連続カレーだったから?カレーが変質していたのか?