社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

フジがダ・ヴィンチにの話

ダ・ヴィンチ」のフジファブリック特集読んだ。
正直、青天の霹靂。
ダ・ヴィンチ」はアンケート回答の登録をしているので
アンケート内容から何となく「こんな特集やるんだな」と
分かる事が多いのだが、まさか。

内容はというと、思ってたのと全然違ってた。
歌詞分析、音と言葉の関連性みたいなんが多いと思ってた。
3人其々のインタビューはROJでも音人でも出来ないインタビューだと思う。
多分今迄フジのインタビューをし続けてきた人じゃないのかも。
わからんけど。
だからちょっと距離があったり、補足説明があったり。
時間も2009年から少し経ってるし。
フジファブリックを続けていくという事、
どう続けるのが一番歌が生き続けていけるのかという事、
(しかも一番意見を尊重したい人が不在の中で)
すごく考えに考え尽くしておられたのだな。
志村のコラム、漸く読めたが、志村らしい内容だ。
本読むのも大変そうだけど、そこから生まれた曲がどんなのだったか
聴きたかったな。。。
逆に曲から三部作できちゃう、という曲も。
「銀河」にインスパイアされたという小説は作者にはこんな風に
聴こえていたんだなぁ、と思った。
「LIFE」の漫画は、単純に純粋に好きだな。
漫画家さんの対談は完全に予想外していたが、すごく面白かった。
「ファミレス総一郎」上手いなぁ。ちょっと深い感じ。
大橋裕之、ちょっと読んでみたい。
あと「アオハライド」の作者さん、ほんまにフジ好きなんやなぁ。
実現してすごく喜んではる姿が目に浮かぶようだった。
(どんな方かは全然存じ上げないが。)
その嬉しさが文章・イラストから伝わってくるようだった。
荒川さんは無理だったですか・・・。
木皿泉さんとか。
「茜色の夕日」「まばたき」の要素をドラマに織り込んで
はったそうなので、小説でもエッセイでもいいから読みたかった。
その他意外性のある人にももっと登場して欲しかった気もするが、
これはこれでよかったのかも。
ダ・ヴィンチ」版フジフレンドパークだ。
志村原理主義的な人*1にも、今でも「何でフジの名前で活動してんだ」
って思ってる人にも、読んで欲しいな、と思う。
それはとても辛い、酷な事なんだろうけど
フジファブリックとして、今、志村の曲を演っている意味が
この特集(というか3人のインタビュー)から見えてくるから。

多分今回のフジ特集は大成功だと思うので
次はTHE BACK HORN特集をお願いします!
11月に映画も公開されますし!
映像作家さん、漫画家さんで好きな人多いし!
メンバー、特にひるめし隊は本を沢山読んでるし!
アンケートハガキに書いとこ。

その他。
音楽と人
 なんでフジと怒髪のページが続いてるんだ!
 何たる仕打ち!
 切り抜きをどう保管するかに悩むわー。
 長年志村を、フジを見続けてきた人だからこその
 思い入れ、が出てしまうような気がする。
 今月もそんな感じ、久し振りに志村がー、が出てた。
 それもアリなんだろうと最近は思うけれど、読んでて辛い時があるよ。
 志村が自分を追い込むようにして曲、歌詞を書いていたように
 山内も自分を追い込むようにして歌詞書いてはるんやろうけど
 どうか無理だけはしないで欲しいと願う。
 今は3人山内家に集まって曲作りしたりダイちゃんがお店予約して
 ご飯食べに行ったりしてるみたいだけど、
 もしかしたら一人きりで自分を追い込みすぎないように、
 あとちゃんとご飯食べなさいよー健康管理しなさいよーっていう
 各々(特にダイちゃん)の配慮なんかしらん、と思ったりする。
 怒髪天はもっと掲載して欲しかったけど、お忙しい中やっとこれだけの
 インタビューが取れたんだろうなぁ。
 坂さんは相変わらずでステキ。
 「福島大逆襲」はほのぼの回。お母上大変だったろう。

どうでもいいニュース:
ジョジョリオンのEDはフジだ!と固く信じているが
第四部のEDでも良いのではないだろうか。
舞台が日本という事で。
なむなむ。

*1:音楽性が好みではなくなったので今は聴かない、ではなく、兎に角志村が居ないから、歌詞を書かないから曲書かないから聴かない、意味が無い系の人。いやな言い方申し訳ないですが、個人的には悲しかったです。