社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

歩きつづけて見える景色

帰宅翌日も疲れが心地よい。でもしんどい。ごろごろしたい。
3日間5エントリー分の日記を書き上げたが、追記もぽつぽつしている。
そういえば友康さんは黒ストラトじゃなくて長年の相棒で出てはったな、
アンプ6発積みは流石武道館、これやりたかったんだろうなぁという話や
友康さん&兄ィの口ギターとはレアなもん観たなァとか
前日のエレカシのライブの話に触れて兄ィが4時間やって延長料金の心配を
してはったのを聞いて「宝くじで1等当たったら私が延長料金払うから
たまアリでライブやって下さいよ」と思った話や
親戚の子をGLAYの東京ドームライブに連れて行ってウェーブした話や
それを客席でGLAYのメンバーさんが御覧になってたんだよなぁという話や
今はウェーブやってないそうだけどもしかしたら復活する?と勝手に思った話や
大事な話から、どうでもよい訳じゃないけどちょいと笑える話など
書くの忘れてたわー、としみじみ思い出す。

兄ィ自伝「歩きつづけるかぎり」(株式会社音楽と人)を読んだ。
ピロウズの「ハイブリッド・レインボウ」みたいなでかさを想像していたが
持ち歩きに苦労しないサイズである。
ホテルでチラ見して「えっ!?」と気になってそのままずるずる、
翌日もホテルや空港や飛行機でずるずると読んでいた。
これタワレコHMV限定なんて勿体ない。せめてジュンク堂でも扱うべき。
紀伊国屋でも文進堂でもTSUTAYAでもいいけど、本屋の音楽コーナーに是非。
来年の7月には角川文庫化な、夏のキャンペーンに入れられるように、
中高生が読書感想文用に手に取れるように。
怒髪天というバンドのボーカルの人、もしかしたら桃屋の人とか
エイトさんやももクロに曲提供した最近テレビで見かける
愉快なおじさんの半生、いうよりは一人の男の若気の至りから奈落、
そこから這い上がるまで、という内容。そりゃーそうかー。
今迄ちらほら伺ってた話の詳細が知られて良かった。
そりゃこの人生送ってはったら、満杯のライブハウスで泣かはるわ。
小さい頃の話がご本人と御母堂とで少し違うのが面白い。
兄ィの話(これまで聞いてた伝説等)だとやんちゃな元気いっぱいの子、
でも実は体弱くて元気かそうじゃないかの落差が激しかったのだそうだ。
バンドブーム後期〜終焉の頃のバンド事情について知られるのも貴重だ。
結構ヤバい話もあったような。。。菊池さんも少し呟いてはりましたが。
変な週刊誌がほじくり返さないといいけどな。ちょっと心配。

個人的にはシミさんの話が読めてよかった。
友康さん、坂さんも勿論だけど、シミさんの話、面白かった。
面白いというか、あまり表だっていない所でシミさんが頑張って
はってんなぁ。
友康さんはご自身を嫁さんと形容してはったけれど、バンドのお母さん
なのかも。
あとノリさんそういう経歴だったんだー、とか。
誰一人欠けても、今の怒髪天は無かったんだ。

読み終わって、もう「美しき誤解」「今日という名の街」はライブでは
聴けないというか望んじゃいけないのかな?とちょっぴり思ったのは
内緒だ。
それを望むのは、THE BACK HORNで裸足で叫ぶ少年のような山さんを
今またライブで観たいという位、完全に不可能ではないかもしれないが
相当無茶な願いなんだろうなぁ。。。
でもいいのだ。
これからも生きて、色んな怒髪天が観られたら、聴けたらいいのだ。

その他。
怒髪天 武道館公演記念ブック
 裏方的な人やゆかりある人の話は特になく、ただ怒髪天の皆さんのみ。
 ファッション雑誌のグラビアみたいなページも。
 お召し物やスタイリングがそれぞれ全然違うのがらしいというか、
 らしい。
 そういえばシミさんは武道館でどちらのベース使っておられたの
 だろうか。
 帰ったらまたニヤニヤしながら見よう。うふふ。
・ギターマガジン
 Mさんが友康さん載ってるって呟いてはったんでブッチャーズ特集の事かと
 思ったら最新号の事だった。(オフィ載ってましたっけ。。。)
 フェンダーストラトキャスター60周年記念号。
 という事でストラト愛用ギタリスト11人のご自身のギターのスペック等が
 基本直筆で紹介されているのである。
 そこに山内も登場してるので梨汁ブシャー!なテンションだった訳で。
 (もし栄純がストラト使う人でここに掲載されたら店先で卒倒する
  レベルやわ)
 そういえば兄ィが「ギタリストはギターに名前をつける」って仰ってた
 なぁと友康さんのを見たら「メイン」だった。分かり易い。
 武道館で使われた長年の相棒ですね。
 山内の「赤いやつ」も分かり易い。あんまり目立った傷が無いのが意外。
 澤くんの「しろねこ」がなんかかわいい。
 サンバーストじゃなくなってたのか。
 正直、訳わかんないのですが見ていて楽しかった。
 ブリッジの浮き具合でアーム使った時の音の幅が違うって初めて知った。
 テレキャスターから生まれたような感じなんですね(変な表現)。
 山内のとこのコメントの「テレキャスターには勝てない」というのは
 そういう歴史もあるのだろうか。
 音に出ているのを感じてはるんやろか。
 素人がエレキギターと聞くとストラトのあの形想像しちゃいますが。
 (ヤマハのパンフレットのとこの絵とかあの形やし。)
 友康さんのと同じ色のギターが欲しいって衝動買いして良かったと思える
 特集でした。(が、頑張らな。。。)