社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

吉田うどんの旅

12日朝8時前。
夜行バスが新宿に着いて降りるのももどかしく、そして走る。
向かうは12番線中央特快。
どうせ東京行くなら足伸ばして富士吉田まで吉田うどん食べに行くぞ。
うどんがメインだ。
(しかしアーティストの故郷行ってみよう旅の第3弾が富士吉田とは
 想像してなかったぞ。)
中央特快からホリデー快速富士山号に乗り換える。
これに乗ると大月で乗り換えせずに行ける。
座れてよかった。
窓の外を見ると、撮り鉄な方々や電車に向かって手を振る人が見える。
車内も撮影してはる人がいらっしゃる。
ひたすら山の中を行く。
富士急行部分になってから、富士急ハイランドか河口湖に遊びに
行くのかなーって若者達のはしゃぐ声が増える。
途中アナウンスがあって、真っ白な富士山が見えた。
進行方向左に座ってたら、独り占め出来そうな。

月江寺で下車。無人駅だとは思わなかった。

風情があるというかモダンというか。


そして富士山!

横を見れば富士山、振り返れば富士山。
富士山を見ては「うわっ!」「うおっ!」ばっかり言ってたような。
季節ごとに違う富士山だろうし、そりゃあこんな環境で育ったら
感受性豊かな人に育つわ、叙情溢れた詞も書く人に育つわ、
色んな音楽聴いていい曲書いて歌いはるわ。
(そういえば反対側の静岡お住まいの方から頂く郵便物も
 いつも凝った美しい梱包である。
 毎日富士山見てたら美的センスが磨かれるのかもしれない。)
すごいねぇ、富士山。
世界遺産になるよな、そりゃ。
怒髪@武道館終わったので、携帯で撮った写真を待ち受けに
している。

で、メインのおうどんですよ。
みうらうどん。

思ってた以上に歩いた。おなかすいた。
お勧め伺って、肉うどんにした。
全部お勧めなのだそうですが。そりゃそうだよなぁ。
美味しかった。
もちもちというか重厚というか、うどんだけどうどんじゃない
って言ったら失礼かもしれないが、今迄うどんと思って食べて
いたのは何だったんだろう、世の中こんなおうどんもあるのか。
香川のうどんももちもちしているが、もちもちの方向が違う。
あのおうどんをうどんと思って育ったら、そりゃ他のおうどんじゃ
物足りないよなぁ。
おだしが大変美味しかった。
また食べたいけど、富士吉田以外に食べるとこないよね。。。うう。
お店には志村の記事が貼られていて、しみじみと見てきた。
うどんといえば、これ吉田うどんのお膝元で大丈夫なの?

でも吉田うどんでアレンジは難しいのか。
シンプルにおうどんとおだしだけでも成立しそうだった。
いや、十分成立する。美味しかった。

地理に疎く所要時間が読めないので忠霊塔などなどは諦める。
吉田うどんプリンも気になっていたがお店分からず。
制服のお店に吉田高校の制服があって、志村の高校時代を
想像してみたりする。
お土産としてお茶買って、駅のベンチで「茜色の夕日」を
聴きながらしみじみする。
私何やってんだろう。。。ぬるいファンなのに。

帰りはトーマス電車だった。


実際行ってみて思ったのは、大月の乗り換えがネックである。
帰り、少し待って特急じゃないやつに乗るか
もーっと待って特急に乗るか悩んだ。
結局、乗り継ぎしんどいので特急にし、寒いので駅前のお店で
おまんじゅうとお茶を頂きながら時間潰していた。
信玄桃美味しかった。
信玄餅も2個入り買って帰った。

そして武道館へと続く。→こちらへ