社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

bloodthirsty butchers「youth(青春)」

椎名さんがこんなふうに仰っていたので、非力ながら小生も
感想を書いて、誰かに伝えようと思う。

とは言ってもただただブッチャーズだなぁ、という感じ。
激しくてでもどっかしら優しくて。より優しい感じ?
そして、若い。声も音も。
自分より年上という感じがしない。
変にルーツだのなんだの拘ったり他のアーティストdisってみたり
してるような子達よりずっと若い。
(それはそれで若さ故なんだろうなー。)
瑞瑞しいって言うのか。
だから「youth(青春)」なんだろうか。
とはいえただ勢いだけで真っ直ぐにどかーんとやっちゃってるようで、
細かい細かい所まで作りこまれてる。
「ハレルヤ」いいなぁ、と思ったけど単独で良いというよりは
全ての流れの中でいいなぁ、という感じ。
明日はきっと違う曲を「いいなぁ」と思っているに違いない。
ライブでも聴いてみたかった。

石井岳龍氏の映像と合わせて世に出る筈だったそうだが、
もし実現していたらどんなだっただろう。
また違った風に聴いていたんだろうか。だろうな。

で。

なんだろう、自分はブッチャーズをあまり知らない、
だからこれから遡って聴くという事は「知らない新しいブッチャーズ」
の筈なんだけど、「もう新しい吉村さんの歌は聴けないのか」と
思うと、寂しい。
こんなに寂しいと思うなんて、考えもしなかった。
志村でも清志郎さんでもアベさんでもそんな事思いもしなかった。
(志村は多少思ったかな・・・でもこんなに強くは思わなかった。)
これから、少しずつ”ご不在”が突き刺さってくるんだろう。
吉村さんの歌、もっと聴きたかったよ、神様。
いねぇけど。