社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

この後どーする?

昨日は社員さんの送別会に参加。
後ろ向きな理由もあるんだろうけど、前向きな辞め方でよかったなぁ、と思う。
なぁんとなくギブアップしたというか未だに辞めた理由がぼんやりしてたり
ある日出勤したらプロジェクトが無くなっていたりで
次の事考えて辞めた事ってなかったなぁ。。。
一人一言ずつ言葉を送っていった、その内容が別れの言葉というより
心配するとーちゃんかーちゃんのようであったが
一方で仕事に対する厳しさを思い知らされる事となり
違う意味で胸が痛かった。
ていうか、小生は来年以降どうなるのさ?
てーしょくきかん、とやらでこのままではお仕事出来ないのだが。

・たましいの場所(早川義夫ちくま文庫
 しずしずとした文章*1。素敵な言葉が沢山ある本。ちょっと引用。

謡曲は過去を歌い、フォークは未来を歌い、ロックは今を歌う。歌謡曲は絶望を歌い、フォークは希望を歌い、ロックは欲望を歌う。
楽器で決まるのではない。何を歌っているか。どこに向けて歌っているか。どの場所で歌っているか。どこで裸になろうとしているか。どこで息を吸っているかで決まる(P.67)

感動がなきゃ、作品は生まれず。愛がなきゃ、評論は生まれて来ない。(P.245)

音楽を手段としてではなく、音楽を目的にしている人だけが、悲しみを表現できる。悲しみは作り出せない。悲しみは張り付いてしまったものだ。染み付いてしまったものだ。
隠すことも、ごまかすことも出来ない。にじみ出てしまうのである。(P.?)

 少しずつ言葉を変え、繰り返し繰り返し語られる。
 歌を生む=歌う、という方なんだろう。そして歌う事に敏感でいらっしゃる。
 そういえば散々お師匠さんからジャックスの名前を聞いていたにも関わらず
 未だジャックスも早川義夫さんもちゃんと聴けてない。聴かな。
貴族探偵麻耶雄嵩集英社文庫
 もっとスットコドッコイなのを期待していたが、案外普通だった。
 でも面白かったよー。
 謎解きに特化した感じで、其処へ至るややこしい面倒くさいやつが
 殆どなくて、ただ其処に事件=解くべき謎があって解かれる、という。
 執事とメイドに萌える。
・音楽主義
 9-10月号のプロデューサー列伝にヤマケンさん!
 アーティストの裏話とかそんなんは無いですが、貴重なインタビュー
 なのではないかと。
 フジもPUFFYも真心も、わりと自由にやれてはるんは
 ヤマケンさんのお陰なんだろうか。
 今後も面白い事ありそうですねぇ。
・Kansai Walker
 京都とほほ美味しいものツアー前だったら絶対買ってたのに残念。
 行くとしたら怒髪@武道館終わってからだ。紅葉終わってる。
 山内インタビューちょっとしかないやろなぁどうせ、と思ったら
 案の定ちょっとだったが、ライター鈴木(オカン息子)さんだったので
 嬉しい。
 「FAB STEP」というEPを出す事(EPだとそれ自体のタイトルも付けられるとか)
 渡辺さん参加されてる事(セッションみたいに作れたとかそんなような)
 前と同じではなく、違う新しいこともやっていきますよっていうような話。
 楽しみだー。どんなん出てくるんだろう。
 眼鏡山内でした。あの黒縁眼鏡見ると栄純思い出すんですが。
 丸い太め大きめの黒縁眼鏡、ロック業界で来つつあるんですかね。
カントリーロード続き
 色んなアーティストのライブへの意気込みなんかが書かれている訳ですが
 ロットンの「うちの松原がいつもお世話になっております」にわろた。
 どうでもいいが地元FMのライブインフォコーナー、松原さんの地位を脅かす
 存在になりうる個性的なお兄さんがウィンターランドに登場したぞ。

*1:という表現は日本語としておかしいのだろうが、そうとしか表現しづらい