社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

夏休み堪能イマ

※「know」のネタバレしてるかもです。ご注意下さい。

本日は家人出勤、それを見送りアコさんを送り出した以外は
ずううっとシュシュ編んでいた、ような気がする。
昼寝したかったが、ヤマト待ちしてる間に眠くなり
「元気でなー無事送って貰えよー」と送り出してうどん食べたら
眠気が覚めてしまった。
夏休みは自由研究的なブツとしてレース編みだの細工物だの
やっていたので、或る意味正しい夏休みの過ごし方をしたかも
しれない。

・know(野崎まど/ハヤカワ文庫JA
 面白かった。
 無心に、ただただ面白い!と読めるのはこういうジャンルになっちゃうの
 かなー。
 タイトルはダブルミーミングなのか。
 SFも突き詰めると宇宙や未来や科学技術じゃなくて脳に行き着くの
 だろうか。
 (「PSYCHO-PASS」も脳の話だったような。)
 失踪した恩師にあっさり出会えてしまったので「なーんだ」と思ったが
 そこからが・・・面白かった。
 ”知る”というのは甘美な行為なのかもしれない。
 敢えてラストをはっきり詳細まで書いていないのは、
 読者に「どうなったのか知りたい」と”知る”事についての
 飢餓感を煽っているのだろうか。
 考えすぎかな。
 しかしこの世界、脳みそ疲れそうね。
 街中歩いてるだけでもぽんぽん情報が飛び込んでくるんでしょ。
 頭働かないし物が覚えられないので、ちょっと”電子葉”が
 欲しい気もするが。
・bridge
 むかーしのやつ。
 吉井さんと伸夫が表紙で、志村とタミーの対談も載ってるやつ。
 何となく、志村の目元が暗いのは気のせいか。
 ハットのせいかな?と思ったけど伸夫はそんな事なかった。
 当時、何故か「怖い」と思った気がする。何故だ。
 THE ロイヤルミルクティ見たかったなぁ、せめてレポだけでも。
 吉井さん・伸夫対談ではCD・映画を相手に勧めているが
 吉井→伸夫で黒猫チェルシーが挙がっていた。ほええ。
・DICTIONARY
 「食と音楽について」のQ&Aが掲載されているのだが
 「食への意識が変わりました。東北地方の食材は食べません」
 「被災地を応援する気持ちはありますが、僕はそういう思いや精神力で
 食品の放射性物質を体内で消滅出来るタイプではないので〜」
 という内容の回答が気になった。
 東北地方だの被災地だのとわざわざ出さなくても「放射性物質
 気をつけています」「体内被曝の量を減らすよう気を付けています」
 じゃあ、だめなのか。
 東北地方以外の産地の食品でも放射性物質が検出されて売れなくなった
 食品は少なくなかった筈。
 逆に東北の方が意識的に細かく計って出荷しているのではないか?
 生産者の方々は非常に気を遣われているだろうに、失礼だな。
 放射性物質も体によろしくないけれど、大気汚染物質に塗れているのは
 意識しなくて大丈夫なんですか?
 どこの食品だって、何かのきっかけで危険物質に塗れる可能性は大きいし
 放射性物質と大気汚染物質、どちらが危険かなんて一概に判断出来るか。
 そんな避け様のないもんが怖くてメシが食えるか。
 ・・・と、PM2.5だの黄砂だのが飛んできて春先〜梅雨頃まで
 鬱陶しい思いをしている人間は思ったのだった。
 空気でめっちゃ摂取しとるわ。
 今でもちょこちょこ見ます、こういう意見。
 「東北の食品は放射性物質が危険だから食べませんドヤァ」って
 ホメオパシー妄信してる人みたいで、かっこ悪い。
 つうかそんなフリペだと思わなかった。見損なったよ。
・LOVE IS LIKE A ROCK'N'ROLL第五号
 フラッド佐々木とWHITE ASHのび太対談。
 音楽を語る時に世代による括りが持ち込まれる事がありますが
 年齢的には同世代、バンド結成も近い時期、
 但しデビュー時期が違うのでバンドの括りとしては
 同世代とは言い難い場合ってどうするんだろう。
 「海にダイブした奴」って、もしかして・・・?そうだったのか。
カントリーロード
 山さんの「私は何も諦めない」という言葉が力強い。
 「バトルイマ」もそういう歌なんだろうか。
 コヤジの小言がLIGHTHOUSEの稲葉さんなんだが、
 対バン相手観ないけど気にするバンドってあるんかー。
 観ない場合はウォームアップや機材撤収で忙しいのかと思っていた。