社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

オース!バタヤン

豆富小僧」以来2年ぶりに映画館で観たぞー!
ギタマガの田端義夫氏追悼記事読んでて「オース!バタヤン」を
知った。
「箱入り息子の恋」もこれも観たかったがなかなか日程の都合がつかず。
やっと都合ついたと思ったら時間が合ったのが「オース!バタヤン」
だった。
(映画館で観たい!と思ってもそんな感じで都合つかなかった。)
箱入り息子はパンフだけ買って来ました。
今朝の新聞でちらっと紹介されてたので混むかな?と慌てたが
程よい混み具合。
小生(干支3周)がダントツの最年少だったような。
上映待ってたら外で映画館の人に「観てないの?観なくちゃー」
「若い人少ないなーじじいばばあばっかり」てな声が聞こえていた。
そない言わはらんでも。

大阪・鶴橋の小学校体育館で行われたコンサート(まさに凱旋!)を
中心に、コンサート映像と昔のお歌いになる映像、
色んな方(ミュージシャン、スタッフ、ご家族などなど)のインタビュー、
ニュース映像やTVご出演時の映像が織り込まれている。
ソウルフラワーの中川さんのインタビューだ、と思わず姿勢を正したが
モノノケサミットとの共演が観られると思ってなかった。嬉しい。
まーさか奥野さんが着流し(浴衣か)でアコーディオンを弾いてはるん
観られるとは思わなかったよ!
戦前からの音楽の歴史の一部でもあるような。
息を吸って歌うのではなく、息を吐いて歌うから長く聴ける、
という話が印象に残っている。
大御所の大変厳しい方なのかな、と思ったけどそういう所は見せず
気さくな関西のおとうちゃん、という感じの方だった。
バタヤンさんはちゃんと聴いた事なかったので、沢山聴けてよかった。
こういう音楽がいいなぁ、と思える程度には大人になったんだろうか。
ステージから降りて客席でお客さんと握手したり、マイク持って貰ったり
しながら歌っておられる姿を見て増子兄ィやTOSHI-LOWさんを思い出した。
彼らのルーツだ、きっと。
そもそも、バタヤンさんご自身がロックな方なんだろう。
ラスベガスで大当たりしてはるし。
たまたま時代的にロックンロールじゃなかっただけで。
しかしおねーちゃん大好きとは思わなんだ。
寺内タケシ氏は音楽の話をしたかったそうだが
バタヤンさんはおねーちゃんの話をしたがっていたそうだ。
そういうエピソードだけで映画作れそうやな。
(と、「マイウェイ」作者の半生の映画の予告観たんで思った。)
ギターはコード弾きではなく、歌メロに近いフレーズを弾いて
おられるのかな。
アコギともエレキともちょっと違う感じ。

エンディングのTHE BANDの「AIN’T GOT NO HOME」が
すっごくかっこよかった。
あと鶴橋のコンサートのバックの方のキーボードがXP-50で
ちょっと嬉しかった。
(XP-80かも?)