社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

小悪魔こども

小悪魔こども、だそうで。
仕事場にあったフリーペーパーに書いてあった。
「○○女子」ですらアイタタタ・・・なこのご時世、次は「○○こども」かいな。
ざっくりすぎる位ざっくり言うと、自分の”こどもっぽい”要素との
付き合い方をレクチャーするので小悪魔こどもでHappyを手に入れよう、
というような内容。
「小さい事を喜ぶ」のはいいことだと思う。
その他、一部抜粋。長いのは少し要約してます。

・GOOD
心のままに素直に→自分らしく生きられる
素直に自分の気持ちを伝える→悪い事を伝える時は慎重に丁寧にを心掛けて
甘えやすい→両親・家族が上手に甘やかしてくれたから、家族に感謝しよう
・BAD
スネる→キュートなしぐさ、でも思い通りに行かなくてやめてしまうのはダメ
許せない事を引きずる→「許したい」証拠かも、崇高な事にチャレンジしてる
些細なことにこだわる→こだわりがあるのは逆に大人と言える

スネるのは全然キュートではないし、許せない事は決して許したい事ではない。
その位で根にモターが治るなら病んでないわい。
とはいえ「こういう所がガキっぽくてダメかも・・・」と凹むのではなく
前向きに考えて良い方に伸ばしましょ、レベルなら良さそう。

でも「小悪魔こども」って言葉だけ一人歩きしちゃうんだろうなぁ。

そのうち拡大解釈されて「意中の人の前でスネてみせるワタシカワイイ☆」
「ワタシは小悪魔こどもだから心のままに言いたい事言っちゃう☆」
てな困ったちゃんが登場するのに違いない。
「草食系男子」も最初にこの言葉を使い始めた人のニュアンスと
流行った時のニュアンスが違うんだそうで。
「小悪魔こども」だって、何も”小悪魔”ってつけなくってよかったような。
良い方には繕うべきかもしれないが、下手な小細工って逆に嫌われるよな。