社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

妖怪の理 妖怪の檻 その他

やっと「妖怪の理 妖怪の檻」(京極夏彦/角川文庫)を読み切った。
久々に学術的な本を読んだような。
何となく読みかけては放置していたので、2年くらい掛かっていると思う。

本邦には斯様な妖怪がいますよー、という話なのかと思ったらまずその前提、
「妖怪」とは何ぞ?どう定義されてきたのか?
一体何を持って「妖怪」と認識しているのか?
というようなお話がメインであります。
個人的には「講演録」から読んだ方がすんなり頭に入るかな?と思ったが
そういう構成ではない事に意味があるのだろう。
多分妖怪や妖怪の仕業とされる現象は変わらず存在してきたのだろう、
それを定義して分類する側、人々に紹介する側の考えや在り方で
二転三転して来たんだろう。
本当に曖昧な存在なんだなぁ。
そして、これからも定義や在り方が変わっていくんだろうなぁ。
個別の妖怪さん達のお話も読みたかったけれど、いつかこうやって
論じられるのだろうか。
各論の例として油すまし達が登場していたけれど。

その他。
・ギターマガジン続き
 早弾き特集のスコア見てて何かに似てる・・・と思ったらツェルニーだった。
 あれテンポ早めで弾いたらかっこいいのかな。がんばろ。
 あとアナログシンセみたいなヴィジュアルのエフェクターおった!
 Crews Maniac Soundの「QUADRIVE」というやつ。
 あとトディコラムに栄純の話が少々。
 ARTイベントに出た時にお互いの足元系をチェックしていたそーだ。