社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

怒髪天 三十路(ミソジ)まえ”蛇の道はHEAVY TOUR 2013” at 大阪BIG CAT

このツアー東京、広島では雪、名古屋では雨が降ったそうなので
覚悟してたら案の定急な冷え込み、しかし何も降らなかったのでよかった。
仕事を30分上がれるよう調整させて頂けたので、何とか開場直後に到着。
ぬるぬる後ろで観る心算だったが、結局最前モッシュの後ろ辺りの
適度にアツく適度にゆるく観られる辺りでスタンバイ。
会社経営してはりそうなご夫婦や「まえでみるー」と言っては連れ戻される
子供ちゃんまで、年齢層が幅広い。
小生も偶偶お会いしたロケンローとうちゃんと「怒髪天の曲は難しいし
テンポが速い!」等と話しながら開演を待っていた訳で。
開演前に取り留めのない話が出来るっていいですね。
ありがとうございました。
ノリさんがサウンドチェックを始めた途端キューッと詰まったが
あんまり押しがキツくなくてよかった。

以降ネタばれあり、これから観る人は後で見た方がいいと思います。
詳細なセトリはググったらいいと思います。因みに東京と同じ。多分。



バックドロップが赤く照らされ、いつものSEで登場。
「男、走る!」でスタート。
「愛の嵐」「宿六小唄」がとても嬉しい。
「愛の嵐」ライブで観たいと思っていたらFCライブに続き今日も!
そして「むしけらブンブン」が聴ける日が来るなんて!キャー!
めっちゃ好きな歌なんです。
6曲目辺りで兄ィが「他のバンドだったら終わり位のノリ」というような
事を仰っていた。
ギターが新しい黒いのになっていた。
全然音が違う!と思ったのは気のせいだろうか。
鋭くジャッジャッガッ!とした感じ。
客席向けスピーカーに足掛けて弾いておられたり
前半でもシミさんのところまで行って弾いておられた。
バの字のライブで栄純が大きく移動すると山さんが絡まらないように
くぐったりしていたのを思い出したが、兄ィはそんな事しなくても
大丈夫なようである。
それにしても全体的に友康さんオーバーアクション気味だったなぁ。
「オトナノススメ」で弾きながら握り拳見せてはったり
「酒燃料爆進曲」で前に出てコーラス歌うのに間に合わなくなったり。
それだけアツいライブだった、という事か。
シミさんは青というか緑の髪、大分伸びはったんやなぁ。
ぴょんぴょん高く飛び跳ねながら弾いてはるのが凄い、と今日も思う。
坂さんはあんまり見えなかった・・・一時期よりは顔丸くなりはった?
野菜生活の頃よりは健康そうに見えるが痛風復活しないか心配。

そんな坂さんに兄ィが話を振ったら反応がよろしくなく
「新幹線で帰れ!」「女子高生がお父さんを嫌う気持ちがよーく分かる」
「『坂さんと洗濯物一緒にしないで!』って元々一緒じゃないか」と
愛のある罵倒。
昔の曲については、レコーディング時に坂さんが100回に1回成功する
ようなフレーズを演っているのでライブでやろうとすると大変、
自分で自分の首を絞めている、らしい。
友康さんは昔の曲も新曲と同じくらいやりたい(好き、だったかな)、
シミさんも何か仰っていたが兄ィに「いい子ちゃん」的な事を
言われていた。
シミさんはこの4人でバンド出来るのが本当に嬉しいんだろうなぁ、と
勝手に思う。
そしてシミさん「盛り上がってるかー!」客席「イェー!」で
兄ィ「MCの途中で盛り上がってどうする」とツッコミ入れてはった。
武道館については飲んでる時にシミさん・友康さんが「いつか武道館で
やりたい」と仰るのを「わかったわかった」と兄ィが宥めていたが
まさか本当にやれるとは、日比谷の野音で出来たのが俺のピークだった、
との事。
デビュー30周年で初武道館は最遅(さいおそ)、しかし告知タイミングは
最速なのだそうだ。
沢山お客さん呼ばないとだめなのだそうで、友達少なそうだから
彼氏彼女、元カレ元カノに連絡して「実は合わせたい兄貴達がいるんだ」と
紹介して欲しいそうだ。
大丈夫です、岩手・広島の友人と武道館で再会しよう!と盛り上がって
ますから。
後半のMCでは友康さんは怒髪天で武道館の板踏みたかったので
ゲスト参加のお誘いがあっても断っておられたそうだが
兄ィはグループ魂で板踏んじゃったよ、「俺ら」ってピエール瀧枠に
入っちゃったよ・・・との事。
桃屋ラー油CMの話もされていた。三木のり平になりはるらしい。

あと大阪はヤバい、表情がヤバい、お客さんがバーッとくれるから
俺達もワーッと投げ返す、と興奮のあまり関西のおばちゃん喋りに
なっていた。
そんな風に言って下さるのが嬉しい。
シミさん曰く「内地に来てお客さんが少なくて『何で来ちゃったん
だろう』と思っていたけど大阪に来て『内地に来てよかった』
と思えた、大阪大好きだー\(^o^)/」、
そんな時代からの長いバンド活動の、ほんの最近からしか観られて
いないけれど、嬉しい、大阪に来てよかったって思って貰える
ほんのちょっとのきっかけになれてたんなら、小生も良かった。

最後に「オトナノススメ」「酒燃料爆進曲」で大盛り上がりでしたが
酒爆の坂さんは何と仰っていたか聞き取れなかった。
心斎橋と言おうとして「しんさいー!」だと思ったけれどどうだろう。
各地で不調らしいので、ちょっと心配。

アンコールでは「俺一人だったら詞しか書けないから駅前のポエム売りに
なってしまう、メンバーが居てくれるからバンドが出来る」
「お客さんが居るからライブが出来る、居なかったらリハーサルになっちゃう、
 ここで公開リハーサルやったことあるけど」と仰っていた。
メンバーが居てくれるから・・・の時の友康さんの笑顔が本当に素敵だった。
多分お互いにお互いが居るからバンド続けてられるんだ、と思って
おられるだろうけど、いざMCで言葉として発せられると嬉しいだろうなァ。
「俺達の大事な曲」として「サムライブルー」。
じーんとしつつ、怒髪セッションでこの曲演りたい、って言ったのを
少し後悔した。
生半可な気持ちでは出来ないですよ、これ・・・。
と曲の重みを噛み締めていたら間髪入れず「ニッポン・ワッショイ」。
ええ!?
もう1曲アンコールやって、これはダブルアンコールでやるんだと思ってた。
慌てて法被を着る4人。
兄ィが扇子を手に歌い踊り、あとのお三方が鳴子を手に歌い踊る。
この切り替えがプロやわぁ・・・と若干戸惑い乍ら、さっき買った鳴子を
取り出して一緒に踊っていた。
手の振りとか全然練習してなかった。練習しとけって言われてたのに。
すみません、友康さんばっかり見てました。
これじゃ顔ファンとか言われても否定できません。。。うう。
振り付け確認してたんだい!
前に手を突き出す時の表情が何とも微笑ましく、それ以外の笑顔に
「これはいかん!けしからん!」と思ったなんて、絶対言えない。
目は合ってませんからね、そんなええとこでは観てない。埋もれてた。
ていうかシミさん・坂さん殆ど見えなかったんだ残念な位。
いやーいい笑顔で踊ってはったわぁ。
付近のお客さんもすっごいいい笑顔だった。
終演後に北島三郎の「まつり」が流れても待っていたが、アンプの電源が
落とされていたので諦めて帰宅。
ほんっとに楽しかった。
ほろりとしつつ最後はみんな笑顔で。
いいライブ初めになってよかった。



で、帰って来てカレンダー見ましたけど・・・違う意味でヤバい。
腹筋攣った。
噂には聞いていてあーんなのやこーんなのかな?と思っていたが
ヤバい、それ以上でもそれ以下でも、ましてやそれ以外でもない。