社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ビブリアとドラマの話

※若干ネタバレあるかもです。

ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」
三上延メディアワークス文庫)を読んだ。
何となく興味はあって、面白そうだけど大当たりか大外れかどっちか
だったらどうしようかなーと思ってるうちに人気が出て
ドラマ化だそうで。。。
読むなら早いうち。

普通に面白かった。
可もなく不可もなく、人畜無害でするするーっと読める。
一部何となく読んでいて展開読めた。
姪っ子ちゃんくらいの子*1が「何か本を読んでみたい」と
言うなら、これ勧めるかなぁ。
それだけでした。
面白かったし一冊読み終わるまでは続きが気になる・・・と読んだが
2巻以降に手を出すかは微妙。
そこまでの強い動機はなかった。
出先で読む本無いから現地調達するべや、となったら買うかも。
あと、作中に出てくる作品ちょっと読んでみたくなるかな?と
思っていたけれど、そんな事も無かった。
それぞれの話にとって大切な作品が登場しているのだけれど
この作品じゃないと!という感じがあまりなかったのは気のせいか。

ドラマの話はちらーっと聞いてますが、多分ドラマはアレだろうなぁ。
ガリレオ」シリーズみたいにはならないと思った。
あれも随分原作と設定変わっちゃってるよなー、と思ったけど
ドラマ観ているうちに、あれはあれで良いなーと思えた。
いい意味で別物になっていて、それが面白かった。
ビブリアはどうなんだろう。
栞子さんのイメージが違うのは、上手くはまればあれはあれで・・・だが
微妙そう。
剛力彩芽が嫌いな訳ではないけれど、まだ「IS」の時の彼女だったら
しっくりきたのになぁ、と。
あと栞子さんががらっと変わる所、演技できりっと変わって欲しいけど
変に音楽だのCGだの使いそう、と読んでいて思った。
怖いもの見たさで1話観てるんだろうなぁ。

もうキャスティングありきでドラマ・映画作るんじゃなくて
ストーリー(原作通りでなくてもいいから)に人を合わせて欲しい。
キムタクや水谷豊だったらまだいいけど、この人を出すから
ストーリーをそれに合わせる、原作なんてどこまで残ってるの?
みたいなのは観ていて面白くないし、ドラマが低調な一因じゃないんかな。

と偉そうに言っておいて、ドラマは殆ど観ないんですが。
元々ドラマを観続ける習慣が無いので、結局一話完結の刑事ドラマなら
観るけど他は・・・となってしまうのである。

その他。
・MUSICA続き
 山口大丈夫だろうか・・・?
 どうしても志村や星野源思い出してしまって「そこまで身を削らなくて
 いいんだからっ!」と声に出しそうになる。
 小生は50歳くらいのいい感じに枯れた山口の歌も聴きたいよ。
 (多分いい感じにぶっとんだ50代なんだろうなーとは思うが。)
・「半島を出よ」が社会情勢洒落になんなくて読めません。
 漸く作戦名が出て来た所で止まっている。

※今知りましたが、ウッチーが出るドラマって、ビブリアなのか!?
 選手役ではないらしい。びっくりしたー。

*1:小学校高学年。自分が赤川次郎読み始めた、児童書じゃなくて一般の小説が読みたくなる年頃がこの位じゃないかしらん