社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

アワー・ヒストリー・アゲイン 今夜は眠れナイット!!−侍青会限定ライヴ− at 十三ファンダンゴ

怒髪天FC「侍青会」限定イベントどんなの?と東京で参加された方に伺うと
レア曲満載だとか坂さんコーナーがアレだとかという話なので
「マニアック・ヘブン*1みたいな感じでしょうか」と尋ねた所
「寧ろマニアック・ヘル」との事だった。
ボーカルがドラム叩いて、ドラムが歌やるのか?
ボーカルがキムタクの物真似して前の客が倒れるのか?

流石にそんな事はないけれど、TELEZUME,が観られた!
まず坂さんお一人で登場して一曲。二人でどうこう、という歌。
テレだかストだかグレだか分からない所で観てたんだけどね・・・。
坂さんギター上手いわー!と思った。
後にアンコールの時に「本職はギター」と仰っていた。

いつものSEと共に何故か外入口から後のお三方登場。
「江戸をKILL」だっけな?でスタート。
その次の「GREAT NUMBER」で目指したものと同じ事をしているのに
あの時は・・・というような話。
活動休止前の曲や普段やらない曲が多め。
しかしライブの流れ等を考慮してライブ鉄板曲と半々かレア曲多め、か。
最初に坂さんが考えたセトリだと普段やらない曲ばっかりで
兄ィ曰く「久々に殺意覚えた」そうだが
マニヘブ観てきた身としてはレア曲ばっかりでもバッチリ盛り上がりますよー!
と思った*2
「江戸を〜」だったか、イントロで三味線を弾いている曲があるが
その曲の為に友康さんは公園で三味線を練習されたのだそうだ。
リーゼントで2mの男(兄ィ談)が公園で練習していると子供達が寄ってくるが
お母さんが連れ戻しに来たそうだ。
そういうのも含め、昔の曲が、今演奏が上手くなって出来るようになったのが
嬉しい、と兄ィは何度も仰っていた。
一人だけ出来なくなった・・・と坂さんの話。
大後悔時代、とはうまいことを!?
確かに難しそうだし、今はもっとシンプルな感じだよなァ。
昔の曲はブルースぽかったりファンクぽかったりしていて、段段時代が下ってくると
R&EのEが勝ってくるようになったような。
でも昔も今もやろうとしている事は変わりなくて、なので違和感がなかった。
「良い曲なのになァ・・・・」も何度も仰っていた。
クリスマスが近いので、サンタ帽被って「ホワイト・クリスマス」を歌ホニャラ〜で、
あと「恋人たちのクリスマス」も。初めて生で観た!
客席側に「英語得意」と書かれたカンペ見ながら、客席に見せながら歌う姿は
もう一つの芸として確立されているのではないだろうか。

あと桑田圭祐氏がラジオで「今年聴いた20曲」の第4位に「歩き続けるかぎり」が
入って「良い曲だ」と褒めておられた話も。
友康さんはアルバム全部持っていて、アルバム作りの度に茅ケ崎に出かける位
大好きな桑田氏がよく聴いた曲として挙げて良い曲だと仰っていたのが嬉しくて
泣いておられたそうだ。
坂さんは桑田真澄氏と間違えたらしいが。
かつてはaikoと愛甲間違えたそーですよ。

個人的には「愛の嵐」嬉しかったなァ・・・ライブで観るの夢でした。
「207」「むしけらブンブン」聴きたかったが、まーいいや。
初めて怒髪天のワンマン観た時、シミさん側のめーっちゃ後でやっぱり殆ど見えず
それでもめっちゃ楽しかったのを思い出した。
ファンダンゴ怒髪天にとっても思い出深いハコだけど
今回のライブは、界隈さんそれぞれも懐かしく思い出す事が沢山あったんだろうな。
しかし友康さんの分単位ギターソロに圧倒されてポカーンとなりたかったなー*3
長くて16小節のが大半だもんなー。

と思っていたらアンコールで坂さんドラムソロ的な何かが3分くらいあった。
登場してお客さんが「いーち、にー」とカウントし始めたな、と思ったら(見えてない)
ドラムソロが始まった。
何かしらフレーズ叩く→止まる→「坂詰ーッ!」(byシミさん)の繰り返し。
クイーンの「We Will Rock You」では「We Will We Will」「Rock You」の
コールアンドレスポンスが。
その後「全人類肯定曲」をドラム叩き語りで。なんとなく冒頭がマイナー調。
再びTELEZUME,で「雪割り桜」。すごいなー。
ギター止めてお客さんに歌わせる所で途中から一緒に歌っておられた。
楽しかったよ。
そして「みんなサウナ行っちゃったから」と言う事で一本締めでお開き。
まじかー!
ほんまかー!

と思っていたら兄ィ達登場。
東京でも同じネタやったそうだが、ブーイング起こるは文句出るはだったそうだ。
まァこういうネタへの抵抗少な目ですわな、関西。そんなことない?
最後に「俺達の大事な曲」と「サムライブルー」。
改めていい歌だと思った。
この曲の兄ィと友康さんのハモり好きなん。
終演後は兄ィがずーっと残ってお客さんとハイタッチしておられた。
そして物販に人がわらわら集まっていた。
物販は坂さんグッズのみ、ミニタオルは「工場で話題騒然!」だそうだ。
確かにあれは騒然となるわな。。。
ヤマカンでも実現し得ないクオリティ。

そんな訳でほんっとに早かった。
兄ィが「仲間じゃない、家族だ」と仰るように、アツいんだけどほんわかしたライブ。
(家出したらお父さん探しに行っちゃうから、お爺ちゃん危篤になるから、って
 「よりみち」状態でふらふらする放蕩息子でごめんなさい。)
そういう意味ではむっちゃレアやな。

*1:THE BACK HORNの年末イベント、普段ライブでやらないアルバム曲やカップリング曲やカバー等をやるイベント。山田カンパニープロデュースのグッズ、山田ドリンクがゴイス

*2:マニい成分少な目なような・・・

*3:5分くらいギターソロあってもいいけどそうすると元の曲より長くなるのかー、ていうかこの「しかし〜」の一文だけは兄ィのお友達に捕捉されてチクられてもいい!MCのネタになったら困るけど、いい!