社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

流星群なにそれみてないよ

椎名林檎の「ギブス」のカバー、暫く飽きる位ラジオで
流れるんだろうか。
歌の上手い人だからいいけれど、ギターかっこよくない。。。

・MUSICA
 TKのインタビューをしっかり読みたくて購入したけれど
 ボカロ特集が興味深かったかな、と。
 これ、ボカロ界隈の人にとってどんな風に感じたんだろう。
 ロック界隈とボカロ界隈は分かれていたかのように書かれていたが
 案外そうでもなかったんじゃないかなー、って思ったのですが。
 全体的にボカロ賞賛(それに引きかえ今のロックは・・・)な風に
 感じましたが、果たしてそうなんだろうか。
 確かに好き嫌いは別として、めっちゃ面白い事を自由にやっているなー、
 と思っている。
 今回の特集読んで聴いてみよう、と思った人もある。
 ボカロPの作る音楽と歌い手の関係の良いとこもっと良くなるべきとこ、
 についてはどう考えておられるんだろう。
 (ネットの音楽系まとめ見てたら時々批評が出てきますな。)
 以前あるボカロPがラジオに出ておられて、どんな歌なんだろう?と
 歌が流れるのを楽しみにしていたら、
 実際に流れたのはボカロが歌うのではなく普通の女子大生等*1
 特に目新しいとも面白いとも思わなかった事があった。
 その時はこれがボカロだったらもっと面白いのかなー、と思ったのだけど。
 ダイレクトに作品を聴き手に届けられて批評も届き易いけれど
 それを受け入れる事と自分の本来やりたい音楽との乖離は無いのか
 それでブレたりしないのか、というのが気になった。
 まーそこでブレるような人は所詮そこまでの人なのか。
 あと一番思ったのが「ロックバンドでも内省的で闇を抱えた世界観を
 歌っている、人にはいえないような鬱屈としたものを吐き出していく
 表現が少なくなっている」というような論調があったんですけども
 そういうのを得意としていた人達は色々な経験をして
 (それこそ震災から受けたものも大きいと思う)
 吐き出していく内容が鬱屈からもっと違うものになったかもしれないし
 活動自体が表に見えなくなってしまったりあちら側に行ってしまったり
 してるんじゃないのか?
 今ボカロ界隈で吐き出している人も、これからもっと変わってくるかも
 しれないんじゃないか?
 その観点で言うと、逆に今の若いバンドがそういう表現をしないのは
 ボカロ界隈と対比するべきではなく、違う意味で問題なんじゃ
 ないかなー。
 つか、心に秘めた闇・鬱屈を吐き出さないようなバンドでも絶賛して
 持ち上げてきたのはMUSICAじゃないの?
 その他のメディアもそうだけどさ。

こういう提言って元々ROJが得意としてたような気が。
鹿っぺの得意としていた事でもあるかとは思うが。
アーティストの懐に踏み込む系インタビューも音人の方が良かったり
するし。
もっとがんばれROJ。

それにしてもDTMで生まれた音楽を生バンドでカバーする人が
増えてる(のかな?)のが面白いな。
具体的な傾向は分からないんだけど、バンドスコア売り場に
ボカロ系の曲のバンドスコアが山積みになってるので
需要が高いのかな、と思っている。
とすると、やっぱりボカロ界隈とロック界隈の境目は
そんなに無いのかもしれない。
分けたがるのはリスナーより音楽媒体だったりしてね。。。
(ナタリーはそうでもないか。)
バンドやってた人がボカロPになる、というのが紹介されていたけれど
その逆も増えてくるのかも。既に居るのかな。

その他、友人達の話で買い忘れていたのを思い出した。
銀の匙荒川弘/サンデーコミックス)
 豚丼ちゃんの話から秋を迎え学園祭の季節に。
 楽しそうでいいなぁ。小生には無かった青春がここにあるよ!
 八軒色々請け負い過ぎだけど大丈夫か・・・
 しかし実社会にはこういう人が多いという。
 見事大団円、となりますように。
 長期連載にはならないような話もちらっと聞きましたが、どうなんだろ。
 八軒達が卒業するまでは続くのかなぁ。

どうでもいいが「GOOD ROCKS!」のOTODAMA増刊が手に入らぬ。
明日タワレコ行ったら、売ってるかなぁ。。。

*1:これが”歌い手”という人達なんかな