社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

厭な日記

厭だ。
家でそれなりに大事に育てていたレモンバームが根元から折れていたのも
ベランダが鳩のふん・羽根まみれでえらい事になってるのも
脱衣場が某柔軟剤のニオイだかなんだか分からんが妙に臭いのも
お腹の調子が良いとは言えないのに、お腹が空いておやつ食べてしまうのも
ユニクロのイベントの写真見て王子ちょいと茶色入れはったんかなと思うのも
今度カラーする時は若干茶色にしてみよかしらんと思うのも
TVでせっちゃんのコメントに「(恋愛)したいですね」とテロップ出たけど
それ恋愛違うやろと思うのも案の定その後テロップにボカシ入ったのも
ROCK IN JAPAN増刊号の岸田山内対談を立ち読みしていて
本屋の店先で笑いかみ殺してぷるぷる震えているのも
結局タワレコに「風とロック」貰いに行った時に買ってしまったのも
レポをチェックしながらOTODAMA行かなくて残念だったのが
怒髪でもバの字でもなく筋少だったことも
全て厭だ。
厭だ厭だ厭だ。

厭だ厭だ、と京極夏彦の「厭な小説 文庫版」(祥伝社文庫)を読んだ。
文字通り厭な小説である。
物語自体もすごーく厭な感じなのばっかりだけれど、何が厭かって
出てくるパーツの一つ一つが厭なんだよ。
訳の分からない存在・事象、排泄物、血みどろ、死骸、グリンピース・・・。
グリンピース厭なんだよう!
伯母から貰った時は全部ポタージュスープにして食べる。豆ご飯は除ける。
ちらーっとグリンピースが出てくるのは知っていたので覚悟してたけどさぁ。厭。
厭なストーリーとパーツが組み合わさって、より厭な空気を醸し出している。
筒井康隆平山夢明ほどえげつない厭さは無いけれど、
(或る意味ネタバレだけど、解説で紹介される厭な小説にこのお二人の作品が
 上がっているっていう。)
何より、そんなに厭なのに気になってずんずん読み進めてしまうんだよ。
最後はあの人がああなるんだろうな・・・と思ったら大体その通りだったけれど
あの終わり方(の気持ち悪さ)はいい意味で予想外な厭さだ。
「厭な扉」は「世にも奇妙な物語」でやってたやつかな。
あのドラマの雰囲気好きでした。

その他。
別冊少年マガジン
 みよこかわいいよみよこ。
 王女もね。
 話動いてきたな。ハーレムになるのかもっとややこしくなるのか。
 次へ次へ引っ張っていこうとするねぇ。
 その他、魔女の話と巻頭の方の新連載が楽しみであります。
 絶望した少女ほど恐ろしいものはない、という事か。
 毎号つまんなかったり嫌いだったりする話も一応目を通してましたが
 読み続けても面白いと思えない話は勿体ないけど飛ばす事にした。
samurai magazine
 AIR JAM関連目当てに買ったが、この特集はしっかり読んでおいた方が
 いいぞ。
 フェス・イベントに来てた人のスナップのページも面白いです。
 TOSHI-LOWさん達が登場・・・で、ダイスケはんの後ろのあれは誰や。
 付録は作りがしっかりしていて便利らしい。(まだ開けてない。)
風とロック
 成海璃子のお誕生日を迎えた瞬間がメインですが、どう見ても山田号。
 坂さんと同じお誕生日なのねー。
 風とロックキャラバンのたすきギターはフジゲンが製作したそうですが
 箭内さん達とフジゲンを繋いだのは増子兄ィだそうです。
 写真掲載されてましたが、素敵なギターです。
 それ以外は只管山田。山田やまだヤマダ。
 何があったんだ世界はそんなに山田を渇望していたのかという位、山田。
ROCK IN JAPAN FES.2012増刊号
 岸田って物凄く細かく細かく神経質に作品作りをしている人だと思っていたが
 (ドラムの人はそれについていけなくなっちゃったんだと思っていたが)
 あんなに仮タイトルにうんこってついてるとは思わなかった。
 昔読んだ2万字インタビュー思い出してああそういえば・・・と思い直した。
 お茶目さんなんやね・・・って後半うんこって単語何回出てきてんだろ。
 30代ミュージシャンが集うとそういう話になるんだろうか(ーー;)
 と思ったけどもう片方の対談はそんな事なかった。
 ダイスケはんが残飯食ってた話は厭やあ!って感じだったけど。
 いい話、深い話も多かったのに、うんこの話しか残ってへん。
 そんなに・・・では無かったんじゃないかとは思うのだが印象としてう(以下略)。

ふと我に返ると。
このエントリだけで何回「厭」と「うんこ」って書いてるんだろう・・・。
厭だ。