社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

フジファブリック 徒然流線TOUR 2012 at 梅田CLUB QUATTRO(無駄に長い)

仙台Rensaと並ぶ「ハコに行くまでの階段が鬼」なハコ、
梅田クラブクアトロ
先行物販待ち行列で2階分往復。
窓の外見て「マルビルって直線距離だと近いのな」としみじみ思う。
今回は先行物販で無事買い物出来たー!
LEDライトとポーチ買えてうれしい。
稲沢ホイホイなクリアファイルの話は後日。たぶん。
VネックTシャツは普通くらいの開きかなーと思ったが
デザイン担当がアンコールで着てるの見たら、そこそこ開いてるかも?

入場待ちで3階分往復。
一番上のとこ確保できれば・・・と思ったら封鎖されていた。
後から開放されていたけれど、SOLDOUTしてるんだから
最初から満杯なの分かるだろうに、何故最初に封鎖していたんだ・・・。
なんとかダイちゃんが見える所に行けた。
moog Voyagerがキラキラしている!
以降、素でネタバレ。順不同。
セトリはわからないので割愛。多分他と違いはないと思う。





最初の「TAIFU」から飛ばす飛ばす飛ばせー!
「アティテュード溢れる」と本人が仰る通り、シンセの上に立ち上がり
客席側に下りて弾くダイちゃん。
(実はいっぺんやってみたいんだ、あれ・・・)
その姿を「かっこよかったけど笑った」という山内は首の後ろで
ソロ弾いてはる。
ダイちゃんは本当にアティテュードが溢れていたようで、
終始激しく弾いておられた。
「パレード」ではキーボードを少し動かして客席から手元が見える状態だし
「流線形」ではPA卓からショルダーキーボードが客席経由で流れてきて
「刺激的な(←?)音が出ると思った?ピアノの音が出るんだよ」と接続、
ギターソロ前にショルダーキーボードがPA卓に帰って行った。
流れてくる時、落とさないようにというより離したくない!という感じで
ずーっと掴んでる人がいて将棋倒しが心配な感じだったよ。。。
「パレード」は丁度手元見えないんだよな・・・と思っていた所だったので
嬉しかった。
右手でメロディ、左手でギターのカッティングみたいな感じ?
上手く言えないけど勉強になったなー、と思った。
後で「一番かっこよかった。ジェスロ・タルか」と言われていた。
ジェスロ・タル知らないか・・・って、あの場に少なくとも2人は
知ってる人いたからね!(うち1人は笑い止まんなかったっす)
褒められて「褒められ慣れてないので」とタオルで顔を隠すダイちゃんが
しおらしい。
ギターの手元も時々観た。
山内の手ってどれくらい大きいんだろうね。
親指で上から、というのはあんまりないけど中指で余裕で届く感じ。謎っす。
因みに持ち替えで4本、それぞれに全然音違うねんなーとしみじみ思った。
「徒然〜」の時のレスポール(SG?)はピックアップごっついでかいなー。
遠くから見たらキラキラして綺麗だった。
曲・ギター忘れたけどオクターバ使ってはるん?な曲もあったり。
違うと思うが。
あとダイちゃんがすっごい客席にマイク向けてはった。
シンセの向きに合わせて2本あったけど、客席側をがんがん回したり
マイクを客席に渡したり。
スタッフさんも拾ったり直したり倒れたの起こしたり慌ただしい。
ライブで聴くと、山内の歌が意外に野太いのな、と思う。
RADIO CRAZYで流れたのも含め、あの感じは現代の録音再生技術では
うまく再生できないのだろーか。

圧巻だったのが「Mirror」。
次はなんだろう?と思ったら「Mirror」で、生で聴けてよかったわーと
思っていたら間奏が凄かった。
かとをさん以外壊れてしまったんじゃ?という音の洪水。
間奏だけダイちゃんがNordStage弾いてたんかな。
Moogの音じゃないのかーって思った。
照明が赤いから尚更おどろおどろしい。
完全アドリブ、セッション状態でBOBOさん見つめながらまだかまだか・・・
と演奏。
小生がフジファブリックで好きなのはこういうとこだ。
演奏のすごい所。
すごい、ってどうすごいのかうまく言葉で説明出来ないのが口惜しい。
素晴らしい曲をその楽曲だけじゃなくて演奏でも圧倒してしまうところ。
ステージ・客席一体となって、というのとは違うあの感覚は何だ。

MCはほのぼのと和み系。
旧・梅田ピカデリーにはジブリ・ディズニー系ではないシュールなのを
一人で観に来ていたそうだ。
大好きな井上陽水を観に行った話、小沢健二ライブに招待された話など。
井上陽水がかっこよくてああいうグラサンを探しに行って梅田メンズ館で
一時間かけて買った山内、普通に声かけられたそうだ。
楽器屋では階段ですれ違いざまにかとをさんに「陽水さんお疲れ様です」と
声かけられたらしいが。
あと「つり球」の話。
放送日の話してて、「今夜ですね」と仰っていたが、
関西は火曜深夜なのですよ。。。
トークでは謎掛け、お題は「たこ焼き」で。たこ焼きの話してたからか。
真剣に考えてはった。
考えてる間、「”THINKING TIME”ステッカー、こういう時に胸に貼るやつ
グッズで作ったらどうだろう」というような話など。
たこ焼きと掛けて綾小路と解く、その心は「しょうが入ると完成します」。
生姜と翔。
悩んでいたのは謎掛け考えるだけじゃなくて先輩の綾小路翔を呼び捨てに
してよいのか?という事もあったようだが、翔やん怒らないよ、きっと。
見事だもん。
トークで謎掛けじゃなくて普通に喋っててもええやん、と思っていたが
生謎掛け見てすげー!と思った。
山内が楽しみで毎回振るのも分かる気がします。
「虹」の前には梅雨いややなー雨いややなー、というMCぶった切って
BOBOさんがカウント入れたのが面白かった。

あっという間だがてんこ盛りの本編。
ラストが「STAR」で、PV初めてスペシャで流したのを観た時のドキドキを
思い出した。
ライティングがそんな感じなん。

アンコールでグッズ紹介。
ダイちゃんがバッグに色々入れて、取り出しながら普通に紹介。
かとをさんはグラス紹介するかな?と思ったらなかった。
「あーっ!」はBOBOさんも照れくさそうに言うてはった。
演った曲は「TEENAGER」「銀河」、小生は観逃がしたがダブルアンコールで
「Sunny Morning」。
観逃がしたの悔しいけど、個人的に「銀河」で締められてよかったと思う。
いつか今の編成でもやるだろうと思っていた曲が今聴けた嬉しさ、
どうでもいい思い出や思い入れが云々かんぬんたくさん、もあるけど
ギターソロの前に「ギター山内総一郎!」と叫ぶ人が居ない事、
最後のサビ前の1オクターブ上のコーラスが無い事*1もあって。

足ぷるぷるしながら10階分階段下ってハイテンションだから電車立ち詰めでも
ヘーキ!てな具合で帰宅。
演奏がっつり観られてよかった。
フジファブリックbot用にMC覚えてこられんかったのが残念だがいつもの事さ。

*1:メインで歌ってはるからコーラスではないわな