社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

中田裕二 TOUR '11-'12 "tour de romantisme" at 神戸チキンジョージ

遅れ馳せ乍らライブ初め。
後ろの方でゆるく観ようかとも思っていたが、結局前の方で観た。
バンド編成では8年振り、改装前以来とのこと。

中田氏がブラウン系の明るいの色合いのスーツ、他のメンバーが
わりとカジュアルな感じ。
「リバースのカード」からスタート、以降ノリノリの曲が続く。
すっっごいファンクな感じの曲もあってびっくりした。
メロディは歌謡曲系だけどコードはフュージョンやジャズっぽい感じの曲が
多いなーと思った。メジャー7thお好きなのかしらん。
YANCYさんのピアノ・オルガンが出過ぎず抑え過ぎずというのがかっこいいー。
めっちゃガン見してしまった。
ピアノの音だけで非常にギラギラしたり、スネアの音1つで引き裂かれる感情が
強調されたり*1、無駄な音が決してないのだな、
としみじみ。
MCで「(1stを)聴いてる?聴いてたけど今は違うの聴いてるんでしょ?」
と言われたが、1stは一時期ヘビーローテーションでした。すみません。。。
CDで聴くのと大きく違わないけど、やっぱり生で聴くのいいなーと思った。

神戸というと肉なのかねぇ?
中田氏はお腹弱いらしいが、お昼にすじのそばめしを食べたらやっぱりお腹に来て
お店を出た所でヤクルトレディが居たので「ヤクルトください!」って
買いに行ったそうだ。
普段からヤクルト取ってるけど、ツアー先に持ってきて貰う訳にいかないし、
との事。
歌うたいにとってお腹は大事なようです。
ギターの竹内氏が前に神戸に来た時、当時のメンバーと高級そうなお店の前で
うろうろしてたら、お店の人が「おいで」とお手頃価格で食べさせて貰えたそうだ。
運良くヤクルトレディに出会えた中田氏、そういう出会いはなかったらしい。

そのうちに「恋わずらい」。
他のとこのセトリで挙がってたけど、聴けると思ってなくてびつくり。
椿屋の曲で妙に盛り上がっていいんだろうか・・・と思いつつ
小生はYANCYさんガン見。
そりゃ観るでよ。
以前弾いた時フレーズ覚えてるので、「あのフレーズが今ライブで
こうなるのか!」と感動。
ああもうかっこよす。素敵。
その後くらいにベースがアップライトに持ち替えとなって「sunday monday」
そして「白日」。
ええわあ。。。
しかしギターは何本持ち替えだったんだろ?
竹内氏だけでエレキ4本+アコギだったような。
どうでもいいがギタリストに”ともやす”さんが多い事について談義しても
いいと思う。

再び盛り上がり本編ラストが「ご機嫌いかが」。
客席に手を伸ばしお客さんに触れたり、マイクスタンド持って歌ったり・・・
してたらマイクが外れてしまい、おもいっきり「あれ?」って言うてはった。
お茶目さんだな。

アンコールは「可愛らしい曲」と仰る曲ともう1曲。
可愛らしいけど、あの凛とした声で歌い上げると大人の可愛らしさになる。
YANCYさんのあれはHammond44?
(てこれ前回のコンポジの時にも思ってた。)
Hyperはピックアップついてるらしいのでマイク使わなくても
大丈夫だよなぁ。。。
後の3人呼ぶ時にバンド名を「ザ・種馬」と言っていた・・・どんなんや。
各地に音楽という種付けをしてるということらしい。
ラストは「ひかりのまち」。
いい歌だよねぇ。しみじみ。

余談ですがツアーグッズのボールペンの書き心地が非常によかった。
あの書き心地はツアーグッズにあるまじき素晴らしさだ。
出ないのがデフォだと思ってた。
ボールペン3色+シャープペン、ノックする時に上にした色が出るのが面白い。
早速手帳用に使う。

*1:これ新曲っぽい、楽しみ