社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

フジファブリック ホシデサルトパレードTOUR 2011 at なんばHatch

「STAR」のイメージ通り、そしてツアー初日に相応しい青空。
その下で物販先行販売を待つ。
すげー行列。
季節的にほわほわした帽子やヘアゴム・シュシュの人多いなーと見ている。
なかなか動かないので、諦めて一昨日食べ損ねたりんごタルトを食べに行く。
美味しかった!

以下、ネタバレ気になる方は後日ご覧下さいませ。


なんばHatchの定位置に何とか行けた。
上手側にあるのはどう見てもベースだよ?と思っていたら
山内はどセンだった。
RIJや京都音博みたいに真ん中が開くのではなく。
(立ち位置自体がネタバレらしいっす・・・それも気にしすぎと思うが。)
マイクが志村のものだったという噂もあるようです。
そんな訳で、かとをさんだけ見えない感じ。
開演前SEがD・ボウイやユニコーンバグルスとツボ過ぎるし
お稽古でやったの多い・・・と思っていたらどうも「星」にまつわる曲
だったようです。

特に入場SEも無く、暗い中を4人が登場。
白い衣装なので、暗くても姿は見える。
山内のジャケットの裾がひらひらしている。
「Intro」のノイズ、生で聴いたらかなりノイズっぽかった。
もっとほわーんとしてると思った。
ダイちゃんが操作してるの何なんだろう?後ろのは「Intro」の時
だけっぽかった。
2階からがっつり観たかった。
そして「STAR」。
思っていた以上に声ががつーんと出てた。Lowが出てる感じ。
もっと細い感じだと思っていた。
元からボーカリストだったのでは?と思う位。
全体的にぶっとい音で、ライブではボーカルが変わる事よりも
ギターが1本減る事の方が影響大きいかも・・・と思っていたが
全く気にならなかった。
序盤から飛ばす飛ばす。楽しいけど大丈夫か?なくらい。
ほんっとにバンドの皆さんも楽しみだったんだなー、と思った。
こっちも楽しみだったけどな!
どの位楽しみだったか・・・をダイちゃんが無茶ぶりされていた。
速い曲が多くて丈の長い衣装なので「イングヴェイ・マルムスティーンみたい」
と言っていたが、みんなあんまり知らなかったようである。
名前と早弾きの評判くらいなら知ってるぞー!
この時にミドルネームが「ヨハン」と知った。ほんに貴公子である。
それはさておき、曲間もギターを弾いていたり、
「B.O.I.P」ではラストでダイちゃんがモーグで「こんなの弾ける?」と
弾いてみせるのを負けじと真似して弾いてみせたりと
ギタリスト山内も堪能出来るライブでありました。
最後のは難しかったようで「むずい・・・むずい・・・」と言う所に
刃田さんのドラムが入る、という凝り様。
曲中の「イェーイ!」はかっこいいのに間のMCの「いえーい!」は
なんだかほのぼのしている。

途中「アイランド」ではゆったりモード。
かとをさんと刃田さんも参加。
この時のピアノの音が可愛い。
その次の「MUSIC」ではダイちゃんがFAB GUITARを弾いていた。
いつかダイちゃんとツインギターを観られる日が来たらいいな、と
思っていたけれど、こんなに早くそんな日が来るとは思わなかった。
今回はそんなんばっかりです。
そもそも、新譜が出てそのツアーで観られるとすら去年は思ってなかった。
ダイちゃんはキーボードの所で弾く予定だったが前に出てきてー!との
声援に、椅子持って前に出てきていた。
マイクの都合で下手側を向いてコーラス。
その後、再びノリノリの曲へ。

「STAR」の曲は「cosmos」以外全部やってたと思う。
「アンダルシア」楽しかったー!
生で聴いてもやっぱり「君は炎天下」の最後の転調の境目がわからん(笑)。
イントロ前にギターでちょろちょろっと弾いてたのがAメロの高さか。
(そっからイントロで半分下がってまた上がる。)
「MUSIC」の曲多かったかな。「会いに」「パンチドランカー」も。
と思ったが「地平線を越えて」「TEENAGER」などなど2nd、3rdの曲も
結構やってたと思う。
「虹」を聴いていて、自分の中で2009年までのフジファブリック
2010年以降のフジファブリックがやっと1つになったような気持ちがした。
どちらもフジファブリックなんだけど、何となくパラレルワールド
それぞれにあって、同じだけど違う2つのフジがあるような認識だった。
そんな気持ちで「ECHO」聴いたら、泣くとかなんとかそんな感情じゃない
何かが湧き起こってきた。
本編ここまで。
ほんっとに時間が過ぎるのが早かった。

アンコールではTシャツ・パーカー姿。
これはもしや・・・恒例のグッズ紹介も健在でした。
最初はダイちゃんだけ登場して、ツアー初日が大阪なのは初めてかも?や
大阪のMCでは山内が訛ってる訛ってないの話になる・・・という話の途中
照明がピカピカっと光って「あれ?雷?」と止まってしまった。
(未だに関西弁が抜けないのが個人的にはなんだか嬉しいです。)
後の3人も登場して「ダイちゃんは『○○がな』って言うけど、
そんなの年配の人しか言わない」というような話になっていた。
言うで!「あらへんがな」とかぼそっとツッコミ入れる時言うで!
おっさんやけど、四捨五入したらまだ山内と同い年になるから
年配じゃない筈やで。
グッズ紹介は「あーっ!」が若干気合入りすぎて無理やりな感じ
でしたが。
刃田のトシちゃんまで「あーっ!」て叫んでたのがかわいらしい。
かとをさんはグッズをお召しでも普段とあまり変わらないね。
ダイちゃんは本編でもマグカップで飲んでた。
アンコールは「星降る夜になったら」「TAIFU」。
「TAIFU」が聴けるとは思ってなかった!
これいけるなら、ツアーのどっかか、次のツアー辺りでは「銀河」も
あるんじゃね?と思ってしまった。
最後、前に出てきて4人で手を繋いで一礼・・・のタイミングがどうにも
合わないのがゆるい、そして微笑ましい。
久し振りにプレイがどうの演奏がどうの勉強するべや、という見方せず
普通に楽しんで帰ってきました。
3人で動き出したけれど、新譜が出るのもツアー等でライブで観られるのも
もっともっと先だと思っていたので、とても嬉しかった。
ありがとう!ってめっちゃ叫んでしまったよ。
五月蝿いかな・・・と思ったけれど、小生の周りの人もそんな感じ。
メンバーさんくらいか、それ以上にみんな再び観られた事も
「これからも続けていきます」という言葉も嬉しかったし、
ありがとう!って言わずにいられなかったんだなー、と勝手に思った。
本当にありがとうございました!
新譜が出る出ないにかかわらず、また来て下さい。大阪にも神戸にも。

グッズは終演後に即売り場に行ったら、何とか買えた。
蝶ネクタイ宣伝してたけど、売り切れてるんじゃないか?と思ったが
買えたよー!
27日の自分の出番の時にハットにつけて出ようと思っている。

※2011/11/28追記
 ・ダイちゃん機材はあんまり見えんかったが、正面にハモンド
  ドラム側にmoog(Voyager?)、それぞれ下にNord何某か。
  moogの下の方はファルフィッサの代理でもあったっぽい。
 ・何の曲だっけ?最後にトシちゃんが激しく叩いてスティックすっ飛ばして
  それを山内が拾って上手側客席指す→下手側客席指す、投げるの?
  と思ったらスティックで弾きだした。ドリル奏法的な。
  弾き終わったら丁寧に床かひな壇に置いていたのがらしくていいなー。