社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

THE BACK HORN「KYO-MEIツアー」〜魂のマーチ〜 at なんばHatch

久し振りのTHE BACK HORNじゃないか!
と思ったけど先々週観たか・・・。
でもすっげー楽しみ!
ライブもだし、その前にスイーツ食べ隊、毛糸み隊と称して
人妻や若いおなごとご飯にお茶にお買い物。やらしー!
単にいつも通り友達とのんびり過ごしていただけですが。
こういう時でないと会えない遠方の友達もいるもんね。
元々の友人達のお人柄もあるけれど、色々あった年だから
話が出来てほっとした。和んだ(*´▽`)
お花もあった!

ファイナルだったらもっと沢山あるんだと思ってたよ。
入場の時は柱のところにあって、帰りには出口付近に移動していた。

今回は2階席。
SEの音がでかいのは気のせい?只管赤い世界。
席の申し込みをしてくれたsちゃんが何とか開演・・・というか
恒例の清水音泉・田口さんの前説に間に合ってよかった。
開演が若干遅れたからか、前説無かったけど・・・残念。
大阪のお客さんを信用してくれたんだろうとは思うのだけれど
上から見てたら水撒きにどつき合い、わらわら湧くダイバーが見えた。
ホラー映画みたいだった(ってあんまり見たことないけど。)
ダイブの上手い下手があるの、初めて分かったわ。
上手くない人はダイバーもその下の人も楽しくなさそうに見えた。
水撒きはあれほどダメと言われているのに、何でやるのか。
撒く奴以外誰も楽しくないし、何より機材壊れたらどうすんのさ。

それはさておき、ライブ本編。
眩しい光の中、栄純がギター掲げてうおおーっと登場するのが見えた。
ベースの音圧が凄い。下手側で観てたからかな。
1階だと、また違って聴こえたんだろうと思う。
ギターの歪みも鋭かった。
その中で、歌とドラムであれだけ緩急がつけられるものなのか・・・と
最初の「敗者の刑」を聴きながら思った。
昔の歌も今の歌も、分け隔てなくとんでもなく凄い事になっていた。
暫くワンマン観てない間にとんでもない事になっていたよ・・・。
パラノイア」「光の結晶」が良かった。どれもええねんけど。
「夢の花」「キズナソング」等の山さんと栄純のハモリも綺麗だった。
同じ声じゃないけれど、ぴたーっと合わさっていた。
山純でいっぱい一緒に歌ってるからかな。

マツ、MC頑張ってた。
余談ですが、関西以外では噛まないという話である。
あんまり噛むとか客席の反応とか気にし過ぎなくていいよ。
名前呼ばれるの厭なんだろーか。
栄純や光舟はおなごの黄色い声、マツは野郎の野太い声ばっかりなので
うっかり小生もかわいらしく・・・全然ならないけど迷惑かなー。
ヤジとか言うてはった。ヤジじゃないよ、みんなマツが大好きなんだよ!
多分。
(マツに限らず、関西ではウケないと・・・と思われているようだが
 大丈夫、下手にウケ狙う方が残念な事になります、自然体でOKです。)
震災を受けて感じた事や今回のライブへの意気込みなどなど。
途中何か喋るコーナーがあって、栄純にやや無茶振りされていた。
ライブに向けて気合を入れようと、栄純はジャッキー・チェンの映画を
観たそうだ。
電飾の棒を伝い下りるシーン、メイキングを観たら滑り下りてなくて
素で落ちていた・・・とか。
電飾を半分にする筈がミスで全部点いてて撮影後に入院して
半年後に撮り直ししたそうで
光舟に振られて「俺もあそこ(下手側ベランダみたいなとこ)から下りる、
半年後に振り替え公演やる!」との事。
光舟は大阪駅からのタクシー車内でずーっとジャッキーの話を
聞かされていたそーだ。
その光舟が今回のバックドロップ・Tシャツ等等の絵を描いている。
マーチというとブラスバンドの楽器、楽器の造形が凄い、心臓みたい、と。
確かに大事な血管がぐるぐると巻きついているような造形だ。
山さんが毎回ライブでTシャツ着ていて、着心地は良い、よく伸びる、
とのこと。
ライブ終わりにめっちゃ売れたやろなー。

今回のライブで、やっと新曲聴けた!
シリウス」は黒いのだけど、しっかり光を放っているような感じがした。
今迄以上に生きる、という事を歌い上げているように思った。
クリオネ」はアンコールの時だったか。
CMで聴いていたけれど、全体的にはどうなるんだろう?と思っていたら
こちらは柔らかい光の感じ。
曲調は色々だけど、向かう方向にブレは無いのだな。

本編最後に山さんが「また会いましょう。THE BACK HORNでした。」
と言うのを聞いて、ちょっと違う事を思い出した。
ライブでの「また会いましょう」程、不確かで怖い言葉は無いよ。
どちらかのほんの僅かな事情だのなんだので、また会えなくなるかも
しれないじゃないか。。。
いっぱいライブ観られるとは限らない。
観たくても観られない人も沢山居るんだ。
でもまたTHE BACK HORNに会いたい。
マツもアンコールの後、去り際に栄純のマイクで「また会う日まで
生きてろ」って言ってたんだ。
それに、マニヘブをなんばHatchでやんなきゃね。
(マニヘブDVDの告知をしながら、マツがやれる日がくれば・・・
 と話していた。)

そしてダブルアンコールがあるなんて思わず帰ってしまったのだった(泣)。

あああ、ちゃんとライブ後に覚えてる事メモっとかな忘れてしまう(泣)。
忘れるというか書き出せない_。