社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

怒髪天 & THE JOE-NETS〜LIVE ALIVE TOUR”GOLDEN MUSIC HOUR”〜 at NHK大阪ホール ※ちまちま追記あり

今年2回目のNHK大阪ホール
今回は下手側奥野さんかシミさんがっつり観られるよーな席であった。
2階席じゃなくて良かった・・・転がり落ちそうなんだもん、あの傾斜。
わくわくしてしまって、10分位前にお隣の方に話し掛けてしまったが
気さくに色々話をして下さった。
再メジャーデビュー前からご覧になっているそうで、色々お話伺ったら
よかったな。
最近、うっかり話し掛けて迷惑がられたりチケット譲った人かな?と思ってたら
”話し掛けて来んな”オーラ出されたりした為、躊躇していたのだった。
(当方の思い過ごし、被害妄想だとよいんですが。。。)
変な奴に話し掛けられたのに厭な顔ひとつなさらずお話して下さって
ありがとうございました。
カゲアナ無し、ブザー鳴ったからいよいよか!と立ち上がったがまだだった。
ステージ上は緞帳。

緞帳が上がると演奏スタート。
ホンセクじゃなくてビッグバンドが居るのかと思ったよ。
演奏が始まってから、ジャケットを着た兄ィが登場。
3曲歌ってからジャケット脱いでシャツの裾を丁寧に出していつものスタイル。
暑かったそうである。
クレイジーケンバンドみたいな編成だからあんな風になるのかと思ったけど
全然ならないね、
CKB観に行ったら剣さんが三つ揃えに帽子でこんな風にして(とクールに真似て)
時々こう(とイイネ!のポーズ)するのがかっこいい、というような話。
他の方はというと友康さんが白シャツ+黒いジレ、ホンセクは見えず、
コーラス隊は黒いノースリーブワンピだがうつみさんは白い水玉、
坂さん黒シャツに眼鏡、シミさん黄緑の頭しか見えず、
タロウちゃん黒シャツに赤フリンジ・・・と思ったら髪の毛(裾だけ真っ赤)
奥野さんハットに全身黒?兎に角革パン穿いた足が細いのなんのって!
ていうか奥野さんばっか観てたようなもんなんだけどねぇ。
普段友康さんを観る情熱の9割が奥野さんに行ってたかも。。。
嬉しいんだもん、オルガンにピアノにアコーディオンにシンセ等等、
オーバーハイムおった?KORGはミニコルグ
レスリーは上だけでも2本マイク立ててあって。
奥野さんはあんまり回転をこまめに変えはらへんのかなぁ、と思って観てた。
ギター観るにしたって忙しい。
どんな風に二人が弾いておられるのか、同時に観たいけどステージ上下に
分かれているのできょろきょろしてしまう。
タロウちゃんのはSGかな、赤い印象があるけど黒っぽかったっす。
こうやって改めて観ると友康さんが如何にがっしがし弾きはる人なのか、
如何にイレギュラーなのかがよく分かるなァ、と思った。

以降、曲について触れるとこあるのでネタバレ厭な方はまた今度ね。
だらだら書いていきます。読みづらくて申し訳ない。

「東京衝撃」は生の方がかっこいいよ・・・すげえ迫力。そりゃ衝撃さ。
曲によってホンセク抜き、コーラス抜き、鍵盤抜き、タロウちゃんは全曲。
途中タロウちゃんがステージ脇に向かってなんか言ってる・・・と思ったら
アンプがトラぶったらしい。
どっちかのギターがチューニング中にガリガリ言ってたが
友康さんの方がガリガリ言ってんだと思ったけど、どうだったんだろう。
「ドンマイ・ビート」前に演奏バックに兄ィがMCしていて
その間にアンプヘッド交換していた。
Q太郎さん(だろうあの赤モヒは)と他のローディさんが交換する後ろで
クマさんが電源か何かの介錯してはった。モヒだけ真正面から見える。
嬉しいようで嬉しくないコラボである。
さて歌に行こうか、と思ったらアンプが・・・という事で兄ィのMCが続く。
3時間このまま、俺が声が枯れるまで喋り続ける・・・とか
桃屋CM用にリーゼントの両脇剃ろうとして剃り過ぎてしまった、
やっと伸びてきて今回用に整えようとしてまた剃り過ぎた、
こんなに剃り入れたのは隣の中学に殴りこみかける時以来だ、
俺は富士額にコンプレックスを感じている、とか
(でも小生が大好きだった頃の平沢さんはもっと両脇がゲフンゲフン)
友康さんがちょっといい所(アップタウン)にお引越しされたとか
2台目の自転車を買って、スタジオまで2時間かけて乗ってくる(だっけ?)が
帰りに俺は見た、ブーツカットの広がってる裾がギアで汚れないよう
纏めて止めている、自転車にベルボトムで乗っちゃだめだ、
1台目盗られた時は本人より俺が怒った、盗んだ奴は警察に捕まる前に
俺に捕まらなくてよかった、捕まってたら俺がそいつに乗って来てた、等。
結局交換したんだろうか・・・しようとして電源が付かないっぽく見えた。
後でタロウちゃんが言うには「俺が楽しそうに弾くから嫉妬してた、
『お前なんかアンプなかったら声聞こえない癖に』って」だそうだ。
MC伸ばしてる間の奥野さんのピアノがかっこいいったらもう!
そういえば最後の曲で兄ィのズボンのお尻の所が裂けて友康さんとタロウちゃんが
確認してました。
うつみさんが一言「大丈夫!」と仰っていたので大丈夫だと思うが
ジャケットと上下セットなので、セットで観られたのは大阪だけらしい。

MCでその他覚えているのは、ロックバンドだから朝は可愛い女の子の声で
モーニングコール・・・の筈なのに
朝11時に「増子、寝坊した・・・まだ東京」ともそもそした声。
奥野さんだったそうだ。
「隣のにわとりが鳴かなかった」のが原因らしい。
あと前の夜ホテルで兄ィは曲を流しながらイメトレしはるらしいが
横になると寝てしまうので起きてフリとか確認していた、
もし監視カメラがあったらヤバイ人が映ってる・・・。
坂さんはホテルでは全裸らしく、普段でも隣から物音がすると
この壁がなかったら全裸の坂さんが見える・・・と思わはるらしい。
という話でタロウちゃんが「俺も全裸ですよ」と衝撃の告白。
火事等で避難しなきゃいけなくなったらどうするんでしょうねぇ。

曲は「え、この曲がこうなるの?」という感じ。
特に「3番線」、アンビエントがほわんとしたオルガンに。
「労働CALLING」がこんなに悲しい曲とは思わなかった冒頭。
「ヤケっぱち数え歌」は途中ソロ回しか、と思ったら
奥野さん、友康さん、タロウちゃんの三つ巴の早弾き対決。
もうこれが観られただけで幸せであります。
友康さんのライトハンドしみじみ観たのは初めてかもだよ・・・。
左手ひらひら、というのは時々観ますが。
早弾きする奥野さんがかっこいいったら(以下略)。
「夢と現」はエレピ始まりだがあの音どうなってるんだろう?
コーラスがかかってるの?オートワウとは違うのか?
まさか生で聴ける日が来るとは思わなかったっす。
ベースもわりかしジャーン、と入る。
「サンセットマン」もかっこよかったなぁ。
「ドンマイ・ビート」「武蔵野流星号」は鍵盤入るとまたかっこいい。
この2曲はシンセ入った方がいいやね。
「武蔵野〜」の最後のサビ前のほわわわん、って音とか。
「枯レ葉ノ音」はエレキとアコギっていうのがこれまたかっこいい。
友康さんがアコギ、タロウちゃんがエレキ、でまた観てみたい。
「トーキョー・ロンリー・サムライマン」でうつみさんだけ消えた、
と思ったら2番から登場してデュエット。
最後の「サムライ〜」がうつみさんだっけな、これが友康さんギター位の
パンチがあって感動。びつくりさ。
あのがっつりした太いギターの音くらいの声なんだもん。
あの曲はまだか・・・と思ったら最後に。
「情熱のストレート」はアガる!あのピアノ弾いてみたいですう。。。
「セバ・ナ・セバーナ」は奥野さんがホイッスルだったが
あれはシミさんだったらよかったのになぁ。。。
ピアノ弾かはったらいいのに、と思ったがアコギにアゴゴがあるから
弾かはらへんかったんかなぁ。
アンコールの「男達のメロディー」ももっと弾かはったらよかったのに。
あれはホンセクばりばりでもよかったのに。
でもかっこよかったです。引き算の美学ってやつか。
お客さんの楽しいっぷりも観ていて気持ち良かった(*´∇`)

アンコールはタロウちゃんだけ登場。
トラぶった分盛り上げて取り戻して来い、という事らしい。
やんややんやで盛り上がってたら「新喜劇のある大阪は流石」と。
愛想笑い無しで・・・でシーン。
流石は関西。
一人(一組)ずつ登場してはタロウちゃんが「インコみたいな頭」等と
紹介して、最後に「アニキー!」で「アニキのロケンロー」。
まさかと思った。
ほんで「男達のメロディー」「D&Jのテーマ」でメンバー紹介&ソロ回し、
最後は親方坂さんドラムで締め。
カーテンコールみたいに全員横並びで手を繋いで挨拶。
スタンディングオベーションで感謝を!と思ったが既に立って観てる(笑)。

何はともあれ、兎に角面白かった。
てんこもりで楽しかった。
予算の都合でもう出来ないかも・・・という話もされていたが
是非またやって欲しいです。
大阪にはリベンジと称して、ね。
メールするか。(どこにだ)
ありがとう怒髪天 & THE JOE-NETS!

※2011/11/08追記
 そういえばシミさんの話あんまり書いてなかったわー、と思って。
 兄ィがシミさんとこと距離があって「ちょっかい出しづらい」と
 仰ってました。
 シミさんは前の日のNHKYMOのやつご覧になったようで
 あまり動かない事について「細野さんみたい」と仰ってました。
 唯一のMCかな。
 あんまり目立たないけれど、こういう編成だとリズム隊、
 特にベース・ドラムがしっかりしてないといけないと思う。
 (ホンセクが居るとベース・ドラムの他ギター・キーボード含めて
  リズム隊と言う場合があるので、ちょっと断っておく。)
 そういう意味でベーシスト・シミさんが堪能出来るライブだったのでは。
 普段のぴょんぴょん跳ねながら笑顔で弾くシミさんはあんまり
 見えないけど。。。
※2011/11/08追記2
 「GREAT NUMBER」もあのお二人のハモリで聴きたかった。。。