社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

STAR

最初に書いておくと、これは昨年10〜12月に周り巻き込んで
”喪の仕事”した(と思われる)人間が書く。

フジファブリックの何が好きかって、志村の歌詞の世界観・声が好き、
という人は聴くのはやっぱり辛いかもしれない。合わないかも。
こればっかりは、どうしようもない。

「ECHO」は志村の事を歌った訳ではないそうだが
PVは”ここには居ない人”の視点のようで、
”その後の物語”のようで、観ていて辛くなった。

その後でアルバム聴くっしょ、やっぱり「ECHO」が辛い。
「理想形」「Splash!!」と続く流れで、よかったと思う。
すごくほっとする。
最初に聴いた時は「アルバムのラストかラスト1つ前じゃないの?」
と思ったけど、それだとちょっと辛いまま聴き終えてしまいそうだ。

そんなこんなでまだ1回ちょっとしか聴いていないのだけれど、
真っ白な中にすーっと空色のラインが1本入っているような感じ。
「MUSIC」は白い中にユトリロの空みたいな灰色が見える感じだったが。
フジファブリックを聴いている感覚もありつつ、
新しいバンド見つけて聴いている感覚もある。
そういやメレンゲ聴いた時の感覚と似てるわー。
でもやっぱりフジファブリックなんだよなぁ。。。
フジの爽やか成分濃縮したらこんな感じになりそう。
声の所為だろう、と思う。
「会いに」みたいな儚げな感じはもう無い。
(やっぱりダークサイド担ってたのはあの人だったのか・・・)
ギターが1本減る想定だからか分からないけれど、
音が少し軽くなったよーにも思う。
「STAR」の声は爽やかだけど歌詞や音がダークど変態版だったら
4人のフジファブリックが続いていても出てたかもしれない。
「今回のアルバムは半分近く僕が曲作ってません」「歌も任せました」
みたいな。
そんな風に思った。

歌詞が面白いです。「アンダルシア」は特に。
これは山内以外の人が歌うのが全く想像付かない。かとをさん恐るべし。
聴いていてムーンライダース思い出した、いやしかし何故に?と思ったのは
「君は炎天下」の所為だった。いやしかし何故に。
「スワン」はピアノ弾きたくなる。これやりたいー!
アンデス嬉しいっすな。アンデスの時代がキター!
他にも聴く度に「ここら辺がやっぱりヘンなの健在!」とか気づく事が
いっぱいあるんだろうな、と思う。
あのヘンな転調やってくれないかしらん。
と思って聴いたらあった(*´∇`)

逆に、「夜明けのBEAT」聴いて興味持って「STAR」聴いてみたら
声が違いますね、な人が遡って聴いたらどんな反応するだろうね。
面白そう。
「夜明け〜」といえば、「モテキ」の影響であちこちで大量に流れてますが
もしかしたら彼岸でその事を喜びつつも「ボーカル録り直したい」とか
思ってはるんかもしれん。
なんてな。
地元FMは新譜のよーな扱いで「夜明け〜」が流れていた。
残念だ、それは去年の新譜だ。

そういえば音楽性が変わる事もバンドのメンバーが変わる事も経験してるが
(すべてP-MODELのおかげだ!リアルタイムじゃないけどさ)
ボーカルが変わってしまう、というのは初めての経験だな。

今日はFM802に出るべや、と楽しみにしていたが、何と言う事でしょう!
radikoでエラーが出て聴けない。
いつものラジオで頑張ってチューニング合わしたら一応聴こえた。
殆ど雑音だけど、ところどころ声や歌が聴こえる。
「アンダルシア」リクエストしたけど流れなかった(笑)。面白いのにー。