ルー=ガルー
やっと「ルー=ガルー 忌避すべき狼」、読めた。
文庫まだかな・・・と思っていたら「ルー=ガルー2」が
文庫含む4媒体から出るって・・・おいおいまじかよ!
諦めて新書で買うか、と思ったら出たよ。分冊で。
なのであんまり表紙は好みではありません。
流石に張子で狼または少女はだめだったのかなー。
因みに単行本とノベルスの講談社版の表紙。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/06/23
- メディア: 単行本
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- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本
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しかし文庫が講談社から出るとは思わなかった。*1
ずーっと徳間の方でチェックしてました。
妖怪は出てきませんが京極節は健在であります。
占いについての話とか。
世界観も私は好きです。
書かれてから随分時間が流れているし、その間に科学技術が
色々進んでいってるので古くなっちゃってる箇所もあるかもですが
これはこれで面白いと思う。
科学技術がどうあれ、結局使う側の人間は変わらんわけやし。
会話のテンポ感も京極先生やわあ。
他とちょっと違うのは百鬼夜行シリーズ・巷説百物語シリーズの様な
少しずつじわじわ掛けられた”仕掛け”が後半畳み掛けてくる、
そういう展開ではなかったことか。
これはこれですっきりする。
美緒って榎木津家の血、引いてたりする?そんなノリですわ。
「2」も気になりますです。
しかしだな、映画版はSCANDAL絡んでるらしいけど
一体どこに出てくる余地があるんだ?
と思って調べてみたら「その展開にしたら原作の良さを
損ねてないか?」と思ってしまったのだが。。。
昔を見て憧れる、という子達じゃないでしょうに。
読んでいると、良くも悪くも今を生きている感じがしたもので。
SCANDALだってそんな無理矢理な売り方しなくても良いでしょうに。
矢鱈昼過ぎの某ラジオ番組で流れてますが。
その他。
・小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所(集英社文庫)
京極夏彦、大沢在昌、東野圭吾、石田衣良のとこだけ読んだ。
続きはこれから。
両さん顔広いよなー、びつくりです。
しかし南極先生が出てくるとは思わなかった。
全然小説読んでねえ。音楽雑誌ばっかりでした。
現在は「妖怪の理 妖怪の檻」(京極夏彦/角川文庫)
読んでるなう。
*1:揉めてなかったっけ