社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

2011岡村靖幸LIVE「エチケット」 at Zepp Osaka

髪切ったら恐ろしく残念なひさ子さんというかかなり残念な木下、
要は残念なおかっぱボブになってしまった。
前回と同じで・・・とお願いしたのですが。
そしてツーブロックは小生がこの夏やりたかった髪型だったと知る。

そのおかっぱ頭わさわさしながらZeppOsakaへ。
岡村ちゃん
中学・高校の頃の自分に、ビール片手に生・岡村靖幸を観るんだぜ、
と言ってやりたい。
平沢進じゃないの?」「松岡英明じゃ・・・」と言われそうだが、
ここは岡村ちゃんだ。
大学時代の先輩も観に行かれるようだが、お見かけする事も無く。
2階席の、怒の字バの字なら涎垂らしかねないような位置から観る。
オトナ率高いが、子供ちゃんも居た。
ギョーカイっぽい感じのパス持った人も席があったようだ。
しかし会場がアツい。
10分前から拍手(アンコール求めるみたいな)が鳴り止まない。
「開演まで今しばらくお待ち下さい」の後、わーっと歓声が上がり
再び拍手が止まらなくなる。
みんな待ってたんだ、岡村ちゃんを!

幕が開くと岡村ちゃんがドラムひな壇の上でポーズを取っている。
岡村ちゃんキュートンポーズで登場、まるで怒・・・ではなく、
ステージ中央にお立ち台があるのだった。
セトリはあんまり分からないけれど、恐らく「エチケット」の2枚からの
曲が多かったんだろうと思う。
「どぉなっちゃってんだよ」などなど合唱。
岡村ちゃんも「大阪ベイベ!」と煽る煽る。
ほぼノンストップ。
同期含め、ずっと音が流れている状態、岡村ちゃんも歌うか踊るか
ギターかき鳴らすか。
久し振りの筈だけど、全然そんな事は感じさせない。
踊りもキレッキレ。
まさにショータイム。
歌もめちゃくちゃかっこいい。
これだよこれ、岡村ちゃんというのは。
しかも「懐かしの岡村ちゃん」ではない。古くないの。
2010年代の岡村ちゃん
歌詞なんて、当時の世相反映してるだろうに。
何より、岡村ちゃんとお客さんの息が合ってるのがまた見事で。
幸せな空間だなぁ、と思って観ていた。

「カルアミルク」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
などなど聴いていて、そういえば中学・高校の頃は
高校・大学・・・と進学していったら、こういう青春が待っているのかな、
なんて考えていたなぁ、と思った。
勿論、どブサイクなモサ子にはそんな青春は無かったんだけど。

途中御召し換え・ドラムソロを挟み、大分経ってから小休止。
ドラムソロも途中で「どう?」「かっこいい?」という感じで
ドラムの方が客席の反応を伺ったりと面白い。
パーカス・同期その他っぽい方が話し始める。
※2011/09/20追記 マニピュレーターの方らしいです
各地で持ち回りとの事だが「岡村さんが自由にやっていいよと仰るので」と
その方がMCやるそうだ。
合図で男は「うおー」女は「キャー」という声援を送るように、という指示も。
「僕の所からは見えませんが、岡村さんには届くはず」、
その岡村ちゃんは下手側キーボードのひな壇か何かに、
トランペットの方と並んで座っていた。
その様子がなんだかほのぼのしたよー(*´д`)=3

アンコールは2回。
焦らす焦らす焦らす。待ち草臥れちゃうよ。
2回目は上手側の幕が真っ直ぐ持ち上がったかと思うとエレピが登場、
そして中央から岡村ちゃん登場。
弾き語りでメドレーのように何曲も。
ピアノの音が綺麗。声は勿論綺麗。
「卒業写真」のカバーで歌詞に詰まった瞬間、お客さんの合唱。
面白かった。
・・・が帰りの時間がヤバいのでここで諦めて帰宅。
この後「Peach Time」やったら泣いちゃうよ、と思いながら。。。

いいライブ観たなー、と思った。
正直、岡村ちゃんが2回目に娑婆に戻ってきた時の「MUSICA」*1
インタビュー読んで「またやりそう」と思ってしまったら案の定・・・
だったが、もう大丈夫だと思った。
復帰しても、もう表舞台には出ないで作家・プロデューサーに専念するかと
思っていたので、こうやってライブで観られたのが本当に嬉しかった。
ゆっくり、マイペースで長く活動続けて欲しいです。

*1:今の岡村ちゃんこそ、確乎とインタビューすべきじゃないのかね、鹿っぺ。