社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ACIDMAN LIVE TOUR“ALMA” at Zepp Osaka

塁さんの写真展の後、ランチにお茶にと楽しいひと時を過ごし
くそ寒い南港へ。
映像あるんやったら大阪も「廻る、巡る、その核へ」やるよなァ
つい上から目線やけどうちは同い年、しかも早生まれやから
うちが浪人・留年せえへん限り学年上やんなー
ブラザーウィンド吹かせまくってしまうでうはははは、
とあほな事考えながら会場に向かいました。


ごめんなさい。全力でお詫び申し上げます。

というような内容だった事を先に書いておきます。
以下、ネタバレが厭な人は見ないでくださいね。
ムダだけど一応畳んでおく。
あ、その前に1つ。
OP、リズム取りづらい人は1拍目に足でトン、と床叩いたら取り易くなるよ。




今回は幕が下がっていて、「最後の国」が始まると映像とメンバーの名前が
映し出された。
映画か演劇を観ているような気分。
映像が消えると、メンバーのシルエットが浮かんで、幕が上がってスタート。
ノブオさんテレキャス
全体的に音が丸くて中央でぽてっとした感じがする中をテレキャスの音が
激しく貫いている。
ステージ全景を楽しみたかったので後ろのPA卓付近でゆらゆらーっと
観ていたのだけれど、音がステージだけじゃなくて客席まで跳ね回っている。
光も。
聴覚と視覚を刺激する事で、それ以外の感覚も刺激・喚起されるのだ
という事を思い知った。
あるはずのない海の空気の冷たさ、
あるはずのないキャンドルの温さ、
あるはずのない木々・草のにおい、
あるはずのないストリングスの音。
本編終わってから、普段なら暑くて仕方がないのに、寒かった。
冬の夜空を見てたような感覚だったから。
(去年12月ほんとにベランダで夜空見てたからなー、ほんとあの感覚でした。)
ALMA」の前のMC(そういえばノブオさんのMCってここ以外あんまりなかったね)で
チリで見た夜空の話などをしていたけれど、つい真上を見上げてしまった。
ステージ上には実際のチリの星空の写真。


映像は「and world」のツアーの時もあったけど、使っている曲がその時より
多かった。
「water room」も再び。うれしい。
映像の水滴が客席にまで飛び込んでいっているように見える。
3Dですよ!
観る度に演奏と映像が合っているのがすごいなぁ、と思う。


MCも相変わらずなんですが。
いっちゃん話長い・・・けど今迄観た中で一番締まってたように思うよ。
大阪と東京間違えてたけどね。
客席の反応にあれ?と思ったようだが気づいていない模様で
ノブオさんに「ここ大阪でしょ?」と突っ込まれていた。
あとダイエット企画の時にZeppの事務所に体重計借りに行ったら
表情変えずに貸してくれたらしい。
そんなZeppも移転が決まり、今の場所でのワンマンはこれが最後かも、
という話も。
難波に移転するのでホテルも近くてよい、との事。
一応難波なんだっけ、最寄り駅は大国町だけど。
今のとこを”僻地”と言っていたけど、否定できない(笑)。
そんないっちゃん、「Final Dance Scene」だっけな、出だしでしくじった。
(※2011/03/09追記 「レガートの森」だとおもう。)
いっちゃんが踊りだしたのでどんな演出なんだ、ノブオさん笑って弾けなく
なってるじゃん、と思ったら間違えたというか何か忘れてきてしまったっぽい。
ノブオさん客席に「ドラム叩きたい人どうぞ」みたいな呼びかけしてた。
(アンケートはここに繋がってるのか・・・?)
曲の最後はノブオ・サトマが後ろに移動したかと思うとパーカッション競演。
すげー迫力!
機材に足かけて叩いたりいっちゃんのセットのシンバル叩いたり。
音楽の始まりって打楽器なんだなぁ、としみじみ。
サトマはあんまり話してなかったかな。
キャップは初っ端に飛んでて、以降ずーっとノーキャップでした。
アップライトが1曲、結構スティングレイ使ってた。
ノブオさんはテレキャスが多かったなぁ。。。
リッケンバッカーの音が好きなので、またリッケンの曲増えたらいいのに、
と思う。
テレキャスで客席煽ってる姿見たら、スターFURUKAWA思い出すよ(´・ω・`)


アンコールはあの曲以外は何があるだろ、と思ったら「シンプルストーリー」!
久し振りの曲、との事だ。
久し振りとかどうでもいいよ「創」で1番か2番くらいに好きな曲なんで
嬉しい_。
続いて「造花が笑う」。花繋がりですかね。
そして・・・きましたよ、「廻る、巡る、その核へ」。
身を乗り出すようにして、観た。
まさか生きて生で映像有りでこの曲を聴ける日が来るとは思わなかった。
東京ファイナル行かなきゃ無理だと思っていた。
嬉しいとか感動とかそんな以前に、ただただ圧倒された。
後ろにACIDMAN初めてかな?という子達が居たのだけれど
(「赤橙」でおおーっと盛り上がった時に「え?」という反応だった)
何て幸せな奴らなんだ、と思った。
小生なんぞDVDで観ているから、大体どんな映像かが分かる。
それでも圧倒され、引きずり込まれていた。
初めてライブで観たら、どんな気持ちだろう。
ちょっと羨ましかったぞ。
と思うのも一瞬で。
全てがこの1曲を観る為にあったんだ、と思える位。
2階席で観ようと思いつつfm802の先行のしかもあと僅かの所で
チケット取ったのも全て。
オーバーだけど、ほんとにそんな気持ちだった。


全て終わった後、エンドロールが流れていた。
映し出す光も何もかも美しかった。
自然と拍手が起こる。
そして、エンディングの曲に合わせて、その拍手がリズムを刻み始める。


そうそう、物販で買い捲る心算だったけど荷物多かったので
タオルとキャンドル1個とポストカードだけにした。

ALMAツアーのグッズでALOMA。
なるほど、そういう事だったのか・・・やっぱり。