折角お稽古で元町行くんだし・・・と観て来た。
東京・六本木ヒルズ「スカイアクアリウム」で75万人が感動した、
アクアリスト・木村英智プロデュースによる
アートアクアリウムの世界が、神戸に登場！！
だそうですよ、奥さん。
「金魚の美を愛でる全く新しいアート空間」だそうです。
早速中に入ると場内真っ暗で、水槽がぽちぽちと壁面に設置されている。
お花と共に展示されていて、まるで華道の作品みたいだ。
造花だったけど^^;
行灯みたいなのとか（レース模様がガラスに貼り付けられている）
三角柱が刺さっていて、そこから覗くと通り過ぎる金魚が万華鏡のように
見えるのとかあった。
万華鏡、とても綺麗。
ついつい金魚がするりと泳いでくるのを待ってしまう。
種類忘れたけど、その金魚がぴったりなんだ。
凝っているのは水槽だけではなくて、金魚もだった。
茶金花房という、鼻？の辺りのふわふわがついてるのとか
面白いなぁ・・・でも前が見えづらそう。
底の方でじーっとしてるのとか居て大丈夫かな？と思ったり。
金魚ちゃん、ちゃんとケアされてるのだろうか。
ちょっと心配になってしまった。
ケアはされてるだろうけど、色とりどりの照明がころころ変わってて
落ち着かなかったりしないのかなぁ。
他に気になったのが、音楽。
結構大き目の音で流れているのだけど、雰囲気に合ってるような
合ってないような・・・。
なんというか、オサレなカフェの、それも店員さんが妙に馴れ馴れしく
料理も大皿にちまっと盛ってありそうなその癖高そうなお店の
BGMっぽい。
エレクトロのインストとか、ベタだけどサカナクションとか、
そんな音楽の方が合うなあ、と思った。
音楽も拘ってよいんじゃないかなぁ。
カフェではない、ミュージアムですから・・・ここ。
あと矢鱈携帯電話のカメラでぱしぱし撮ってる人が多くて。
いいのか？と思ったけど係員の人なーんも言わなかったから
NGではなかったんだろう。
でも綺麗に撮れるんですかねぇ。
暗いし、照明もものすごーく綺麗なん凝ってたけど
ああいうのって素人のカメラで綺麗に撮れないと思う。
実際撮ってるの後ろからちらっと見たら、はっきり写るには写るが
あの綺麗な感じは再現できてなかった。
それにさ、ゆっくり落ち着いて観たいけど、全然落ち着かない。
じっくり観ようとしている人で水槽の前が埋まってるなら分かるけど
何でカメラぱしぱししてる人に遠慮しなきゃいけないんだ。
観たいのに。
屏風みたいになってる水槽は全景をまったり観ようとしたけど
おばちゃんが撮りながらうろうろしとるので気が散る。
実家ご近所さんの華道展も写真撮る人多かったけど
作品自体がでかいせいもあって、張り付いて撮る人はなかった。
人が多くてざわざわして明るいからぱしぱししても気にならない。
作品以外のところで、ちょっと残念だったなァ。
BGMは兎も角、写真ぱしぱしは止めて欲しいと思った。
（アンケートに書いてきた。）
