社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

モヒいぬ

日曜の朝から、小生はとある重要任務の為にバス停へと向かった。
バス停には白いモヒカンヘア+グレーの地肌の犬(仮にキュウちゃんと呼ぶ)、
ゴールデンレトリバー(仮に兄貴と呼ぶ)と人間のお父さんがいた。
兄貴の足が弱っているらしくて休憩中らしい。
キュウちゃんは赤ちゃんの頃、近隣の大学に捨てられていたらしく
お父さんが引き取ったそうだ。
当時、お父さん家には兄貴とその親父が居たが
兄貴は親父の地位を奪い、人間のお父さん家のトップとなっていたが
ちいさなキュウちゃんを我が子のように可愛がったという。
兄貴の可愛がりっぷりは良かったようで、とても大人しかったが
撫で撫でさせて頂いていたらじゃれついてくれたりしたよ。
桜子(仮)みたいな扱いをしてよいのか悩んだが。。。


やがてバスが来たのでバイバイ!と手を振って別れた。
兄貴は真っ直ぐ前を向いていたが、声をかけるとこちらを振り向いて
見送ってくれた。
もちろん、キュウちゃんも。
よかったね、いいお父さんと兄貴の居る家の子になって。


早起きは三文の得、ってほんまにあるねんな。