社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ピカソ 円熟期の版画展

久し振り・・・つか引っ越して初めて懸賞で当てたチケットで
行ってきた。
ピカソは色と形が好きなので楽しみ。


版画メイン、というよりピカソと女、という感じか。
女性への迸る情熱を版画にしていたようだ。
そういう気持ちが、何より真っ直ぐに芸術に向かわせるのでしょうか、
栄純。
なんか観てたら昔の栄ズン先生の漫画思い出してしまった。
思い出してしみじみしていたら、家人が「バッカス祭りの狂宴Ⅱ」を
指して「どはってんに喩えたら、此の人が増子さん?」と聞いて来た。
そんな答えに困る事を問われても。
「うーん、その隣だと思うな」「いや、シミさんだと思うよ」の
どちらが良かったのか。
しかし、あにさんという人物をどうイメージしているのだろうか。
29日のアンコール、昨日の「爆裂★キングダム」観たのが悪かったのか。
それはさておき、年代別ではないのだろうか、色んな技法で
色んな形の男女が描かれております。
あまりに沢山の男女を観て来たので、静物画観ても「女か・・・?」と
思ってしまった^^;
筆で描いたのかな・・・と思ったら勿論これも版画で。
リトグラフ」らしい。
あと面白いのが「リノカット」という技法で、柔らかい版材なので
素人向け、玄人はあまり使わないそうですがピカソは活用していた。
ピカソの大胆な構成にはぴったりの技法のようだ。


面白かったです。
明石市立文化博物館、結構展示が渋いというかややマニアックというか
好みのが多いです。