社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

もう一つの1989

明日から旅に出るというのに(ライブ無いの何年振り?)
あんまり実感湧かない_。
ついでに風邪ひいた。久し振りなんだぜ。
片付け物も放ったらかして、だらだら。
だらだらしながらスペシャや「秘密結社鷹の爪」やDVDを
観たりしている。


観たDVDの中には今年1月の「みんな、20歳だった」という
NHKの番組があった。
放送当時、全力で見逃してはてなハイクで愚痴る位だったのだが
友達が録画したDVDをくだすった。ありがとう!今更だけど。。。
色んな20歳の人や、20歳を振り返る人が居る中、
昨年20周年を迎えたバンドが登場した。
フラワーカンパニーズ
ピロウズだけではなかった、1989年生まれのバンドは。参照
フラカンは時折ROJ等で見かけていた。
あんまり歌は知らなかった。
アンティノスに移籍した時だっけか、アンティノスのイメージとは
違うけど大丈夫なのかな・・・とは思った記憶がある。
一時期はメンバーの結婚パーティの模様がROJのコラムページで
紹介されていたくらいだったのに
見かけなくなったな・・・と思ったら、同じくROJで近況を知った。
メジャー契約が切れて、ツアー回りながら会場でCDを売っていた。
そこまでしても、バンドを続けていくって凄い、と単純に思った。
今でもそう思う。
その話が書かれたコラム(誰だっけな?)を読んで、
フラカンのライブ行きたい、って思った。
そんな風に頑張ってる人達が観たい。
・・・結局その希望を叶えられたのは2008年、随分後になってしまった。
でも、何とか時間掛けてでも出会えてよかったと思う。
まさか実際に現場で働いておられるような方と
「どんなに売れてもフラワーカンパニーズはずっと4人で自分の手で
 やっていくんでしょうね」
「グレートさんはずっとマネージャーやっていかはるんでしょうね」
なんて話をするとは思わなかったけれど。
(因みに番組にちらっとスタッフさん映ってはりましたわ。
 間近でずっと見てスタッフしてはるから、余計そう思わはるんやろな。)


そんな彼らなので、他の人が20歳の頃を振り返ったり
成人の人に向けて歌ったりしているよりも、説得力があった。
「深夜高速」演ってたけれど、NHKだとか、TVカメラ入ってるとか
そういうのとは違う意味で、いつもと違う「深夜高速」だった。
20年間バンドやってきて、経験した事知った事を
新成人に向けて伝えようとしているのだ、とそんな風に思った。