見方によっちゃ丸かったり四角かったり
年末から年始にかけては、ずっと「東京、音楽、ロックンロール」を
読んでいた。
志村正彦という人は、本当に身を削るように曲を作っていたんだな。
「35歳で結婚したい」と言う一方で「幸せだったらいい曲が出来ない」とも。
最初に読んだ時も、読み進めていくうちに心配になってきていたのを
思い出した。
物凄く病んでいるように思えて、でも文章が明るい。明るいから尚更。
あと、自分の歌が上手くない事についても言及していた。
「若者のすべて」をマサムネさんが歌って「何ていい歌なんだ」と。
自分が歌うよりいいんじゃないか、と。
なので、イエモントリビュートに参加したフジについて否定的な意見を
聞いて、物凄く辛くなった。
意見自体は的を得ているとは思う。捉え方は人それぞれだから。
本人が悩んでいようとも、客観的に見たら関係無い話だし。
ただ、昨年末に私が聞くべき意見ではなかったと思う。
○週刊新潮
文春と新潮とで悩んだが立ち読みに行けないので、
大家の耳に「文春・・・新潮・・・」と囁きかけてみた。
新潮の方が売店の山積みが低かったので面白いと判断、購入。
サンキュです。
悪魔の人物図鑑は若干上手いが相当おやじくさい。
多島斗志之氏の消息がまだ分からないらしい。
「症例A」の方ですよね。
片目見えない上、もう片目も視力が下がり、迷惑を掛けるなら・・・と
年末に失踪された。
記事によると、治療を受ければ視力低下を止められる可能性が
まだあるらしい。
心配です。無事見つかりますように。
○音楽と人
カヨちゃんに可成り負荷掛かってたんだな・・・。
先ずはゆっくり休んで欲しいと思う。
4人のインタビューはfeat.ヤノなのが面白かった。
あにさんの写真、前回に続き青いよー。
GENERAL HEAD MOUNTAINは友人に頂いた「音流」のビデオ観ていて
いいじゃん!と思った所だったんだけど、記事読んで益々好きになったよ。
たまにはこういう人も居ないとね。音楽があってよかったね・・・な人が。
しかし福島大逆襲読んでて思ったのだが、バンドのリーダーというものは
あまり高くないチャリに乗るものなんだろうか?
マツ然りあにさん然り。(←一緒にすんなよ)
マツかわいいよマツ。
○前巷説百物語(京極夏彦/角川文庫)
待ってましたの京極!巷説百物語!!
又市の意外な一面を見たような。
「旧鼠」は色々と考える所があった。
正義、善悪も人それぞれ、自分が何者であるかも人それぞれ。