社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

蘇りの血

一昨日、新聞の映画欄観てびつくりした。
蘇りの血」がレイトショー以外に昼間にもやっとるー!
無職で良かったです。
ハロワ行く用の書類も来ねぇし。
音人その他のお買い物兼ねて行ってきた。
マックカードあるから、とお昼にマクド(関西ですからね)行ったら
セットが平日割引になっていたぜ!
ラジオCMで知ってたけど、まさか割引してる時間に行けるとは・・・。
マックカードでお釣りが出る事を知ってびつくりです。


で、映画ですが。
客席十数人くらい、小生が最年少だったような^^;
オトナ多かったっす。
ロックファン、アートな映画ファン、どっちなんでしょうね。
もっと小生と同い年とか学生さんとか居ると思ったんだけどな。
歌舞伎や浄瑠璃の演目にもなっている説話“小栗判官”をモチーフにした
ストーリーらしい。
「あの世行き」を恐れる大王(新井浩文*1)が天才按摩(これが達っつぁん)を
呼び、治療をさせる。
しかし自分の言う事を聞かない、しかも健康なのがムカツク大王は
按摩に毒を盛って殺す。
神様(板尾創路)に天国行ってもええで、と言われるが「遣り残した事があるので
帰りたい」と言うと体の自由が奪われた状態で現世に戻される。
「蘇生の湯」に浸かれば元に戻るというが・・・。
一方、大王から逃げ出した少女(姫らしい)は、途中で按摩に再会、
一路「蘇生の湯」を目指す。
腹が立った大王は少女を追い・・・。
・・・というストーリーなんですけど。
此れは中村達也を堪能する映画であります。
音楽も達っつぁん堪能。
映像も達っつぁん堪能。
少女を襲う男を刺す達っつぁんがかっこよすぎる。惚れる。
「そのままでも十分綺麗」って女子なら言われてみたい筈だ。
しかも後半で半裸ですよ。ぎゃー。鼻血覚悟。
前髪はらり達っつぁん。オールバック達っつぁん。
昔からオールバックの印象しか無いので前髪はらりが新鮮。
音も達っつぁんですが、按摩で叩いて揉む達っつぁん(*´Д`)=3
もう兎に角達っつぁん達っつぁん達っつぁん。
(音楽は照井さんもいるけどさ。)
よーく観ているとストーリー展開や妙にカジュアルな大王と神様、
神様スイカ食べすぎやしえーらいアッサリと行き先決めるねんな、
ずーっと達っつぁんお湯に浸かってて風邪ひかへんか?
そのシーン訳わからん等ツッコミどころ満載なんですが
達っつぁん堪能していれば全く気になりません!
達っつぁん連呼しても読んでる人が困ると思うので違う事書いておくと
ちょいちょいとした登場人物がええ味出してます。
達っつぁんをそりみたいなんに乗せ、これを蘇りの湯まで引いたら
金運、男運、女運何でも良くなるよ・・・と幟に書くババァ、
獲物の熊背負って「熊が獲れてお尻の大きな女と結婚して
子供が・・・」と願い事を呟きながらそり(?)を引く男。
少女の顔つきが少しずつ変わっていく所も見所。
最後ドス持った達っつぁんまででいいよ、後は要らんよ、とは思ったが
ラスト良かったですよー。達っつぁんステキー!
さて此処までで何回「達っつぁん」と書いたであろうか^^;


観ていてマッサージ行きたくなって困った(笑)。

*1:だよね?秘かに新井浩文が出てる映画を沢山観てる気がするよ