社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

弾く為に働き生きる為に歌う日

「よりみち」「セバ・ナ・セバーナ」その他聴いてたら思うのですが
怒髪天ってアコギがパーカッション的に入ってるの結構あるよね。
と感心してたら、私めもパーカッション的なピアノを
弾く羽目になった\(^o^)/


という事で、本日は発表会ライブでした。
あやしげなハコ。ヒップホップ御用達らしい。

リハと本番の間に余裕かまして茶ぁしばいてたら座席が無かった(笑)。
衣装は出番2つとも同じでアクセだけ変える。
勿論、トップスの裾はイン、派手目のベルト巻いて外しの美学じゃ。
全部外しているので美学もへったくれも無いが^^;
そういえば4年前は某ギタリストの気持ちになろう、と
裸足でピアノ弾いて、踵でコツコツ出来ないとダメだと
反省したのだった。
全く成長しません。
落ち着かないので早めに楽屋へ向かうもやっぱり落ち着かなくて
みくしのボイスに呟き倒す。
嘗ての天才ギター少年が、天才プログレギター青年として復活。
ご一緒出来るとは、小生嬉しく思いますぞ。
もう大学生とは・・・月日が経つのは恐ろしい。
この「SPAIN」ってプログレだよねぇ、との言葉に
赤べこ頷きしながら待つ。


てな訳で一発目は熱帯JAZZ楽団の「SPAIN」。
チック・コリアで御馴染みですが熱帯JAZZ楽団バージョンは
えげつないぞー。泣いた。
パーカッション的な・・・というのはこれ。
家で練習していて、あまりのエグさに「愛の嵐」を弾き叫びそうに
なった位だ。訳分からんわ。
発表会なもんでいちいち司会(の先生方)に名前呼ばれるのですが
ここでそういえば・・・とメタルのポーズやってみたが反応が無く
「先生、滑りました・・・」と助っ人のベースの先生にぼやいていた。
しかし憧れのビッグバンド編成、一緒にやるとすごーく楽しい。
テンポ落として頂いたのと、音削ったのとで随分楽になった。
が、本番はテンポ速かった。。。
天才ドラム少年、緊張してたんだろうな。
もんのすごいかっこよかったよ。
そして32年生きてきて、(多分)人生で初めて自画自賛する。
自分が弾いたとは思えない位、ピアノかっこよかった。
よく聴いたらしくじってんだけど。
そっかーギターの空ピック的な弾き方で上手くリズム取ったら
いいのだ、と練習した甲斐があったよ。


暫く客席でだらだらして、また落ち着かないので早めに楽屋に
(以下ループ)
前の出番の人がピアノ1本で歌の伴奏、「頑張れ・・・」と
拳握り締めながら聴く。
個人的にMVP差し上げたい。
あとスティービー・ワンダー弾き語りしてた人にも。
あれ、何だか弾き語りモードですわ。
小生も2つ目の出番は生ピアノですよ。エレキでない。


かくて椿屋。「恋わずらい」。ヤバいわこの歌詞。
こちらも左手が空ピック的なアレで。
いやー楽しかった。
恐るべしKAWAIのグランドピアノ。
何て幸せなんだ・・・ピアノ素敵☆
但し幸せ過ぎて若干暴走、録音したの聴いたら荒かった。無念じゃ。
また弾きたいです・・・グランドピアノ。
余談ですが一度でいいからベーゼンドルファー弾いてみたい。
演奏後は舞台裏で記念写真撮るのですが、ここでもメタルのポーズ
やってたら「うぃっしゅやるの?」と言われて断念。
よく考えてたら親指立ててなかったわ。帰宅途中に気づいた。
写真に残らなくてよかったよ。。。


打ち上げでは29日の分までビール・オア・ダイ。

この一杯の為に今日は頑張りました。
奇しくもサッポロビール
こないだ3人で「怒髪天がCMに出たらいいのに」と言っていたんだ。
小生には珍しく半分以上飲んだ。
おつまみにこっそりポテチ頂こうと思ったらSAX隊に囲まれていた。
皆様と談笑しておったら、賞が発表されましてな。
SAX隊の方で賞を頂きました!
わーい!
今まで取った事が無いのが可笑しいくらいよ。
原曲御存知の方はお分かりとは思うが、キメの所とか難しいのです。
録音したの家で聴いてたら、これがわりとカッチリ合っていた。
そりゃあお褒め頂くわな。う、嬉しいよぉぉ。。。
お褒め頂いて嬉しいといえば、何故かフルートの先生にもお褒め頂いた。
キーボードのお師匠さんが褒めて下さるのはわかる。
99%お褒めになる方なので。
天才ドラム少年並みに評価くだすったようで恐れ多い。
こわいよう。。。
(と思いつつも、発表会でピアノ弾いてくれる?とかお誘い頂けたら
 嬉しいな、とか厚かましいことを考えてみたりする。
 グランドピアノ弾きたいもん。)
講師演奏のお師匠さんのキーボードソロがどう聴いてもギターソロで
あほほどテンションが上がる。
なーるほど。キーボードでギターやっちゃえばいいんだ。ふふ。
ビールが進む進む。
ほんとはお師匠さん方に「THE BACK HORNとか怒髪天とかやりたーい!」
と泣いて愚痴る予定だったのに
楽しくて嬉しくて有り難くて、ほんとに困るよもう!
今年で最後、と思っていたのに来年も出たくなった。
来年こそは、演りたい歌演りたいです。


29日から続いた夢のような音楽漬けDAYSは無事過ぎていったのだった。
明日から仕事したくないー!現実に戻りたくないー!
でも、素敵なライブを観たり、楽しくピアノ弾いたりする為に
頑張って働くぞ。
「弾く為に働き生きる為に歌う日」なんて書いてしまうと
それじゃあ楽しい事ばっかりじゃんなんか違うじゃん、だけど
自分にとって鍵盤弾くのは、本来は喰うのと同じくらい
当たり前の自然な事だった筈なのにな、と再確認した次第。
腕がついてこないのは、内緒だよ。