社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ACIDMAN LIVE TOUR "A beautiful greed" at 神戸チキンジョージ

福島はカオスだったようですね。
兄ィはどんぐり配るわマツの歌唱力は破壊的だったらしいわ・・・
サトマとマツ、どっちの歌のほーが凄いんだろ。


てな事を考えながらチキンジョージへ向かう。

物販の列に並ぼうとしたらこんなのが。

機材車なんですなー。すごいよACIDMAN

このデザインのチョロQがあったら欲しい!アンケートに書いとこ。
ハイエースじゃないよ!車種不明ですが日野でした。うはぁ。
でも磔磔には止めづらいね。磔磔でライブないからいいのか。
磔磔といえば、行列の後ろに居た子達が読めないみたいなので
教えて差し上げたがどうも反応がよくなかった。
ご迷惑だったみたい。すまんのう_。
しかし物販どこでやるの?と思ったら1Fカフェの端っこみたいなとこ。
バッグ(上着入れたいので)とブックカバー(ほぼ日手帳に使う)を購入。
ハーブ買うかはZeppOsakaまで暫し考えよう。シソは既に植わってた筈だし。
開場まで生田神社ぶらぶらしたり電信柱の影に潜んで寂しいので
人にメールしたりして過ごす。
みんなトラックの写真撮ってたよ。老いも若きもやるこたぁみな同じ。
開場して上手の前の方へ。
スピーカー前でサウンドチェックの音に驚く人があったけれど
小生は平気。耳大丈夫か。
さっきまでビッグバンドの管楽器達を背にピアノ弾いてたからだと思いたい。
ネタバレ厭な方はここまで。


ステージ低いからか、全然見えない。座ってるのかと思うくらい。
伸夫さんの顔と時々上半身、いっちゃん少し、サトマに至っては拳が一瞬。
時々ギターのネックや端っこのテックの人が見えるので持ち替えが分かる。
伸夫さん曰く「背伸びして歌います」とのこと。
「±0」がめさめさかっこいい。
前半の激しい歌達はいっちゃんのドラムで繋がっていた。かっこいい。
式日」ではコンクリ打ちっぱなしのチキンジョージの床から壁から
にょきにょきと植物が生えてくるような感触だった。
「FREE STAR」のサビでみんなが手を挙げてる光景にちょっと感動_。


中盤、静かになる度に「second lineやって欲しい」「私語禁止?」とか
ぶつくさ言うカップルが居た。
「この歌好き!」とか「きゃー押されたー」とかつい毀れてしまったのではなく。
単に静かになるのが厭らしくて、曲が終わると「わー」とか言うてる。
そんなに声援とか飛ばないのが厭だったら自分で叫べばいいのに。
二人で言い合いながら観たかったらDVDでいいじゃんよ。
アコースティックな「銀河の街」のアウトロに被った時は殴ってやりたかった。
殴んないけど。
音と音の隙間、静寂も楽しめないっていうのは、悲しいと思った。


というのを抜きにしても、よかった。
「HUM」がほんと綺麗。高音が澄んでいて綺麗。
(ツアー序盤に参加出来てよかったよぉ。)
激しい歌でうわあーっと盛り上がるのも良いし
しっとり聴き入るのもまた良し。
はじめましての歌もおひさしぶりの歌もおなじみの歌も自然に溶け込んで
緩急メリハリのついたセットリストでしたわ。
お客さんも盛り上がったり大人しくなったり、緩急ついた感じか。
そういえばあんまり「ノブオー!」とか黄色い声援なかったなぁ。ええこっちゃ。
「星のひとひら」が聴けてよかったー。アルバムの曲で一番好きなのだ。
「造花が笑う」で異様に盛り上がるのは現金じゃな、と思いつつ
一緒に拳振り上げておりました。少しは二の腕の振袖ちっちゃくなったかな。


MCはちょっと少なめ、だっただろうか。
いっちゃんが「一千万ドルの夜景ー」とかコールしてた。
神戸って神戸牛と夜景のイメージなんだなぁ。。。
夜に炭水化物を一切取らないダイエットでいつの間にか64kgになった
いっちゃん、今度は姓名判断の結果が最悪らしくて
今回のツアーではダイエットやらない代わりに改名の投票をやるそうだ。
「浦山パープルサンガ」「浦山テンピュール」などなど書いてあった。
因みに前者がサトマ、後者が伸夫さんの案。
アンケートはサトマ先生が作っていたそうだ。あれ伸夫さんだと思ってたよ。
いっちゃんもそう思っていたそうだ。
小生もがっつり書かせて頂きました。「浦山にく」と。にくちゃんごめんね。
参戦される方、しっかり候補考えておいた方がよろしいかと存じます。


そういう笑いのある話だけではなく、まじめな話も。
人も動物も物も、星も空も全て、1つの物質からできている、だっけな。
生まれて、何十年もしたら消えていく訳だけど
何かを残す人もあれば、何も残さない人もあるかもしれない。
だけど、”生きている”という事自体がすごいことなんだ、と。
凄く酷な事かもしれないけれど、今年亡くなった友達にこのライブを
観て欲しかった。
ほんとなら札幌の最前列で観てる筈だったのに。
生きるのと真逆の方向に向かう力が働いてしまったのだけども
もし、このライブが7月末にあったら、違う結果になっていたんかな、
等と思ってしまったよ。
ACIDMANで、この歌でこの話で、思い出さない訳が無いじゃないか。


本編はそういう話の後で「OVER」で終了。
ストリングス無しでもいいやん、と思う。ほんといい歌だな。
今時の安っぽくて説教臭いラップ紛いの歌みたいに聞こえるのは
ストリングスのフレーズがべったべただからだろうか。
あれはあれで好いんですが。生の弦だし。


アンコールは「赤橙」「Your Song」。
何となく「赤橙」やるかなーと思っていたらほんとに演ったので
びつくりだ。
赤い照明とお客さんの振り上げる拳がミラーボールに映って
とても綺麗だった。
ダブルアンコールを求める拍手を聞きながら帰路へ。
満足じゃー。