社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

自由の対価

いな友さんの日記拝見してましてな、その流れで
横山の健さんのコラム見てきた。
仰る事は分からないでもない。
ライブ会場で、楽しむ自由は、制限されるべきではない。
だけど・・・。


自由の対価が死亡であったり、一生ライブを楽しめない傷だったり
するのは、健さん的にOKなのだろうか。


怪我が怖い新参は来るな、というのは、それはそれで
「新参なりに楽しむ自由」が阻害されていると思う。
どんなに気をつけて気をつけても、可能性として低くない。
どんなにライブに慣れていても、始めっから勝手が分かるとも
限らない。
(普段そうでもないのに、其の日に限って押しがキツかった、
 ということもあるようだ。)
制限ありで、其の中で最大限楽しむ、という譲歩はあかんのかな。
私はいくら自由に楽しめる空間であっても、死にたくないです。
そんな対価は払いたくない。
ライブで死んで本望・・・とお思いの方もあるだろうけど
実際死人出たり、一生モノの傷負ったら厭だと思うよ。
そんなライブには立ち会いたくもない。


あと、個々人の考えとは別に、主催者として良し、とは
大っぴらに言えないよね。
山崎氏も「気持ちは分かるけれど、こういう危険性もあるから
OKは出せない。
かといって出演者にルールを押し付けるてオシマイではなく
考えて、意見なり意思表示をして欲しい。
それを拒む事はしない」という事なんだろうと思う。
これも主催フェスで一生モノの傷負った人が出た事についての
ひとつの落とし前だと思った。


何度も繰り返して言っている話。
そう思うのは実際に死人や洒落にならない怪我人が出たライブが
あった事を知ってしまったから。
実際、ライブで押されてヤバくなった事があるから。
(楽しいなんてモンじゃないよ。。。)
分からない人には分からないと思う。


多分答えは永遠に出ないと思う。