社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

いけちゃんとぼく

朝からうーさんにのたうち回ってごろごろしながら
「ありのままの自分って、もう素でええやん普段は着ない服着なくて
 ええやん」「人生辞めたい」と呟きながら出掛ける。
約束しちまったものは仕方無い。
甘いミルク珈琲とベトナム料理で気力養いつつ「いけちゃんとぼく」
観て参りました。


で、本編の前に時間あったのでカラオケで潰す。
半分くらいだべってましたが。
久しぶりのJOYSOUNDだったもので調子に乗って
「ドンマイ・ビート」歌ってみたら嘉門達夫がどうのと言われ凹む。
いや、でも、歌いたかったんだ。
ロックってなあに?という人向けにはTHE BACK HORNの何を
歌ったらよいのじゃろう?
おかま映像見て、本編へ。


大雑把にいうと。
西原理恵子の世界ばりばりの家庭の少年がいけちゃんと共に
育っていくストーリー。
大雑把過ぎますか。。。
いけちゃんは、ほよんほよん跳ねつつも中中はっきり物を言う。
私からすると、毎日ボッコボコにする子に立ち向かいつつ
悔しい気持ちを上手く緩和してるなぁ、エライ子やと思う。
学校サボるにしても。
父の死や隣町(?)の子達の襲撃などなどを通じて
少しずつ大人になり、いけちゃんが寄り添わなくても
自分の足で立っていけるようになる。
やがて、いけちゃんの正体を知るのですが・・・うう。
久しぶりに、いい涙流した。
ただ・・・予告編でかなりネタバレしちまってるような。
あと、やたら「泣ける」連呼し過ぎや、あの予告は。
予告観てなかったら、不意打ち食らって小生号泣してましたよ。
浜村淳、全部喋ってないよね?ね?
まぁ、なんとなーく筋が読めてても心に沁みる映画でした。


その他いいな、と思ったのは西原理恵子の漫画に出てくるような
あほの子ややさぐれた姉さんが、漫画から飛び出してきたかのように
そのまま登場していたこと。
あれびつくりしたー。
姉さんは今のギャルっぽいんだけど、彼女の心の内まで同じ、
という感じ。
西原さん御本人も登場しておられた。
これは知ってたけど。
原作があると、妙にいじくられてたりして、そのショボさが
原作知らない人にも伝わって居た堪れなくなったりしますが
そういうのが無かった。と思う。
(絵本の方、読んでないから知らないけど。。。)
モト冬樹演じるじーちゃんも面白かった。気づかんかったわ^^;