社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

アートな2Days

5/3・4は美術館巡りでございました。
まず3日は奈良県立美術館の「人形展」へ。
なんば線開通しても、やっぱり奈良は遠いです。。。
奈良女子大学の同窓会組織(社)佐保会所蔵の雛人形・郷土人形
展示されている。
ちっちゃな可愛らしいお人形が多かった。
色んな思いが込められているのだな。
文化によっては、人と同じ形のものを作る事自体がタブーとなっていて
今作られているのは、時代も下ってお土産用だとか。
五月人形も色んな武将をモデルに作られているけれど
妊娠しているのに戦いに行った神功皇后はロックだと思う。
また観てみたい展覧会でした。
ポストカード買い損ね(アンケート答えたら所蔵品のは貰えた)、
ご飯食べつつ一路春日大社へ。
途中の釜飯屋は、帰り(14:00過ぎ)に見てもやっぱり行列出来ていた。


春日大社は藤が見頃。
ということで萬葉植物園を観てきた。
万葉の時代の植物、ということで植物園にありそうな植物以外も
ありました。

畑だし。

シャガ。
気になるのは「オタフク」だっけな、そういう札が下がっていて
他の札や葉っぱから想像するに紫陽花みたいなんだけど
どんな花が咲くんだろ。
藤は大量にありました。こんなのとか。

藤は近所にしょぼい藤棚があるので親しみはあるけれど
こぉんなに匂いのする花だとは思わなかった。
知らなかったのだが、春日大社の藤って有名なようだ。
お参りに行ったら巫女さんが藤の花の髪飾りをしておられたし
おみくじも「藤みくじ」。
「藤みくじ」を鹿みくじが銜えてました。
本殿前のお茶屋さんも「白藤滝茶屋」でしたし。
何故か「白富士」だと思っていた^^;
此処の番鹿さんも健在のようです。
観光シーズンなので、後からもう1頭来てた。


折角なので春日大社に向かう途中の鹿さんを。

この後、カメラ目線でも撮ってくれましたよ。


翌4日は大阪市立美術館の「小袖」展。
花柄が多いと思っていたら幟旗や兜、源義経の一生などの
勇壮な柄が多い。
網模様に海老・蛸・魚があしらってあるとか。
縁起物と聞いた事があるけど、実際に観たらびつくりよ。
色褪せもあるんだろうけど、赤系ではなく黄系、青系が多かった。
一緒に行った友人が着たら似合うだろうなぁ。。。
面白いのは文字が模様に含まれているものがあって
君が代は 千代に八千代に〜」の一部の文字がちりばめてあるのも
あった。
大漁はさておき、夜着や婚礼衣装には縁起物の柄が多かった。
友人曰く、確かに布団の柄ってこんなのあるなぁ、と。
いい夢見られるように、だろうか。
あと、小袖は「ひながた」を見て注文したりしていたようである。
ひながたと実物が並べて展示してあって、微妙に違うので
「この柄がいいけど、唐松にして欲しい」と注文したんだろう。
面白かったです。
件の網模様のは手ぬぐいにもなっていたので購入。
手ぬぐいは海老だけでした。残念。


その後は二人で色々と語らう。
人生とかまあそんなような事を。
見合いの話(仲人口の恐ろしさ等)とか。
お互い幸せになれますよう。
せめて友人くらいは幸せになれますように。。。