桜姫、御乱心

悪気が無い、というのは事の外残酷なのかも。

こないだのお休みの日、事件は起こった。
晩ご飯の時、桜子（仮）は全くご飯を食べなかった。
「ご飯食べなよ〜」と茹でささみを口元に持っていったら
激しくお怒りになった。
軽く唸る事は時々あった。が。
今回は激しく唸る唸る。
大家・居候共にぴくりと動いただけでも激しく歯を剥いて唸る。
先ほどの無礼と、テーブルの下にいらっしゃるのに気づかず
足を伸ばしたり毛布引っ張ったりした事をお詫びする。
こちらを見て、誰も居ない所を見て、激しく唸る。
何か悪いモノでも居るのだろうか？という位。
大家おかみが軍手持参で登場。
滑り止めのポチポチを外にしているのは撫でられて気持ち悪くない
ように、との配慮。
抱っこしようにも、梃子でも動かぬわ！と唸る。
目つきおかしいよ・・・悪いモノは居るのではなく憑いているのか？
ついオカルティックに考えてしまう位、兎に角怖かったす。

結局２時間位、そんな状態でした。
お香焚き乍ら「どうでしょう」見て、戻ってきたら落ち着いていた。
一体なんだったんだろう？

その後、毛布は撤去され、こたつ布団が導入されました。