社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

カケフ記念〜かっけぇ兄さん達に勝手に祝って頂く篇

そんな訳で奇跡的な番号(ヒトケタ!)片手に心斎橋クラブクアトロへ。
eastern youthのライブで御座います。
お隣のお姉さん曰く、先行があまりないのでそういう意味でも
貴重なチケットでござんした。


最前列で食いついて観ておりました。
ステージ上、ギターアンプの上には瓶に花が生けられ、
その他雑貨やお洒落な箱のティッシュが鎮座ましましておりました。
どうもカポやピック等を預かる重要なお役目だったようです。
バスドラの上にはちっちゃいぶたさんもいらっしゃる。
開演前SEは古めかしいシャンソン。素敵☆
意外は意外ですが、イースタンらしい渋さであります。


実はほぼ聴いた事が無い状態で参戦。
去年のHi-Fi WEEKENDで流れたPVを見たのみ。
でもめっさ楽しかったです。
ただただ渋くてかっこいいの。
吉野さんが汗やら何やら流しながら(ギターも濡れながら)
ギター弾くのももどかしそうな位、力いっぱい歌っておられる。
お客さんも心得てはるので押さない。
でも二宮さん曰く「個性的な姿でのっている」のです。
吉野さんと一緒に歌う野太い声が格好良い。


歌の合間に吉野さんが語る言葉一つ一つが詩。
それだけで胸がじーんといたしました。はい。
訥訥と語るMCもこれまた良く。
意外とお茶目さんなんだーとまた感動。
吉野節で「はァ?」を挟みながら「お昼休みはウキウキウォッチン〜」と
お歌いになる。
こき下ろしつつ・・・と仰いながらも「いいとも」御覧との事。
「おもいっきり」面白くないだろ、って。
東京は冷たいよ、誰も気づいてくれない、
「一本くらい奢ってくれてもいいだろ」。
次、関西でお見かけした時はお供したいです。飲めないけど。
そしたらアンコールの時に「吉野さーん」って女の方が
ビールを差し出しておられた。
「プレイ中はNo!だから」「だけど終わったら奢って(笑)」
素敵だなぁ。。。


MCの話ばっかりになってしまうけど、上京して地下掘るバイトして
不安を抱えて、音楽活動をされていたそうだ。
その不安な気持ちは、今も持っているとの事。
だから一つ一つの歌が真剣勝負なのだな。
以前読んだインタビューでは、一時期は収入無いのに
バイトすら出来ないって仰っていた。
こういう、真剣勝負で地道にいい歌歌ってる人達が生活苦しくて
「35過ぎたら羊水腐る〜」と呑気な事言えてしまう人
(しかも下積み長かったんでしょ)が売れてる、
なんか複雑だなぁ。


そいで秘かに二宮さんガン見してまちた。
もー心おきなくベース弾くのまじまじ見られる事って、無いやん。
バンド演る時だったら見てる余裕無いし。
憧れの光舟は見てるどころでは無いし後ろどつき合いでいたたまれない。
ほんま幸せでした。
(秘かにベース莫迦、しかも莫迦歴長いですよー)
二宮さんのフレットレスって、フレットのあるベースのフレットを
抜いてあるんですね。
さぞかし二宮さんキモい奴おるなぁとお思いだったに違いない。
ごめんなさい。


あぁ、今度は歌覚えて、一緒に歌いたいです。