社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

ばさま脱走

ぐじゃぐじゃおじやーのネタが増えた。


(前回までのあらすじ)
 じさま透析開始と前後して、ばさまの認知症が発覚。
 良い日・悪い日の落差が激しいが、じさま体力低下等などの為
 緊急入院するも数日で追い出される。
 有難い事に何とかグループホームに入り、漸く平穏な日々を迎えるかと
 思われたある日、ばさまの姉妹が呑気に見舞いに行ってしまった。
 様子見に行くのはいいけれど・・・状況が状況だけにどう転ぶか。


事態は悪い方に転んだらしい。
先日帰宅すると、1枚のFAXを渡された。
じさまより謎の伝言。まさか、じさままで怪しくなったか?
知らない人から電話がありばさまが駅にいるので迎えに行く、
というような内容だが大急ぎで書かれたので読みづらいだけであった^^;


ばさまは家に帰りたくなって、グループホームを抜け出した。
バスに乗って駅まで帰り、通りすがりの人に苗字を告げて
家へ連絡させたらしい。
じさまは慌てておかみに連絡しようとしたが繋がらないのでFAXを
入れ、迎えに行ったのだった。


と安否が分かるまで結構時間がかかったようで、警察のお世話にも
なったとのこと。施設の方にも御迷惑をお掛けした。
例によって居候には詳細は公表されないが、だいたいこんな感じ。
悪い日は、ばさまの話す内容自体が理解出来ないらしいので
知らない人が連絡取れた、という事は状態の良い日だったのだろう。


以前より「帰りたい」とこぼす事があり、施設より一時帰宅の打診もあった。
出来るなら、一時帰宅する方が良い・・・のか。
じさま・ばさま二人暮らしで、自分自身を支えるのに精一杯なじさまに
数時間でも、今のばさまの面倒が見られるのか。
既に、医者から「無理ギブ!」宣告が出ている。
それで同居してないが、様子見に毎日通って家事やったり手続きを代わりに
やったりして、もうパツパツのおかみ。
困った事はおかみに投げつつも、仕事の合間を縫って小まめに様子を見る
おかみ弟。
近所に借りる手も無く。ここに書けない話もありつつ。
じさま位、ちょっとウチに来るかい、と声掛けたが離れたくない模様。
これで、ばさま帰ってきたら(or追い出されたら)カオスである。
もう片方のばさまも怪しくなって久しく、伯父・伯母がいっぱいの場合は
こちらの御機嫌伺いも。
ついでに慢性寝不足、相変わらずぐじゃぐじゃで虚無的な居候は
おかみの愚痴聞き、もう片方のばさまの話相手くらいしか出来ない。


余談ですが、実はじさま宅は完全分離型二世帯住宅。
敷地内で行き来できる筈がおかみ弟夫人が内から鍵かけてるので
完全分離です。
隣?が血塗れでもうんこ塗れでも「臭い」てな事言って芳香剤買って来て
終わりなんでしょうな。
(とか色々、割とダークな事、考えてしまったりしました。)
変だろう?でもこれも現実。
他人からすれば妙ちきりんだし「○○が引き取ったらええねん」の
一言で済むんでしょうけど、そう割り切れる事ばかりではないのね。
皆さん大変なんだ、と分かっていても、複雑な心境であります。
わんこ一匹の介護でも大変だよなー況してや人間は、と思っていたが。
まさかねぇ。。。
せーので3人、てのは。


オイラ自身、ライブ行ける間は刺激あるんでボケないと思うが
家族に迷惑かける前にあの世に行っておきたいなぁ。。。