社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

昔話

亡霊・・・ねぇ。確かに紛らわしい。失礼しました。
JAPANの「GHOST」歌う程度には回復しました。すみません。
何て言ったらいいんでしょうね。
昔話、しましょうか。


むかーし、入社2年目のひよッ子がある人の業務のサブになりました。
その人も、サブが付くのは初めてだったんでしょうな、今思えば。
ひよッ子はすぐ「出来ない」と言い出すので、
よく「すぐ出来ないって言うな」と叱られたものでした。
確かに、ヘタレで口だけ達者で我儘でしたから。
ボスにも「すぐ出来ないって言ったらあかんよ」と諭され。
出来ないなりに、頑張ってみました。


ひよッ子が仕事を覚えてくるにつれて、その人は色々と経験を
積ませてくれました。有難い事ですよ。
いい経験も沢山ありました。
おとっつぁんの「おおきに」が嬉しかったり。
事情の知らないトラブル対応を通して、業務を学びました。
薄利多売とか(2日でやる仕事を1日以内でやるとか)もありました。
その他色々。
ドトール説教事件」を通じて「目上にお願い事をしてはならない」
という事も学びました。
狭い世界と、上司との板挟みを、どう遣り繰りつけるとか。


やがて特定業務については、ひよッ子が任せて頂けるようにまで
成り上がりました。
お客様のお客様の所へ行ったり、大きなプロジェクトに参加させて
頂いたり。
身分不相応な位、レベルの高い御仕事でした。
ただ、矢ッ張り無理があったんでしょうなあ。
同じプロジェクトの他社の方々との軋轢が引き金となり。
壊れました。


当時のボス・上司は大変尽力下さり、助けて下さる方もあり、
お陰様で命を落とさずに済みました。
ただ、数年後、担当業務は外して頂きました。
一部を残して。
そのうち一つは、その人が立ち上げのみ参加したもので。
きっかけは業務上ありがちな問い合わせだったり、相手・自分双方の
ポカミスだったりします。
なので、普段は平気です。
ただ、ふと思い出すんでしょうね。未だに。
未熟な自分が捻じ曲げて来た「何か」を。
まだ、凝視する勇気はありません。ヘタレですから。
慰めて下さる方もありますが、もう少し時間が必要そうです。


「亡霊」というのは、昔のわたしなのでしょう。
今のわたしと、いつか折り合いが付きますように。


・・・しかし何で仕事辞めなかったんでしょうねぇ。
そんなにライブ行く交通費が欲しかったか(爆笑)