社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

つながる

昨日は色々重なって珍しく遅くなった。
兄弟子に当たる後輩の作業を横から見学していたが
引継ぎ元のお師匠の説明したかった事を幾つも学ぶ。
(つうことはそれだけエラー出たり色々していた訳だ。)
トラブっても、ほけらーっと如何に元に戻すか考えるのは
亀の甲か年の功か単なる薬切れでふらふらしていたからか(笑)


そういや昔、毎月夜遅くに作業する日に限って人身事故があったり、
台風の日に遅くまで仕事してたら電車止まったりしたよなー、
と思っていたら、今回も人身事故で電車が止まった。
兎に角早く帰りたい!寝たい!ので、私鉄を乗り継ぐ事にした。
1本は面倒なので自腹、残りは振替輸送の紙を貰う。久しぶりだ。
ホームで辺りを眺めていると、隣の駅が見えている。
現上司が力説していたのは本当だったのね。嘘やと思ってました。
しかし電車が来ない。頭ぐるぐるで狭いホームから落ちそうだ。。。
こんな時のTHE BACK HORN
こんな時の「般若心経」の本。貸してくれてありがとう、おかみ。


てな訳で「人間プログラム」聴きながら「般若心経」の本を読んでいた。
栄純の「まず捨てなければ、自由にはなれない。」という言葉を思い出す。
歌詞も仏教的なものの影響を受けている気がするのは気の所為か。
もしかするとおばあ様・お母様がお経を上げておられるのを
聞いて育ってきたバックグラウンドがあるのかもしれないね。
知らんけど。あくまでも想像。


で、昨日はおかみが実家の掃除に行ったのを思い出した。
退院した祖父を送った時に掃除が出来ていない事に気づき、
用事のついでに掃除に行ったのである。
こりゃ愚痴聞いてやらんといかんな。ちょっと心広くなってる(笑)?
案の定、お風呂なんかは随分と酷い有様だったらしい。
大方「勝手に掃除するな」とモメたに違いねぇと思ったが、
祖母はひとこと「ごくろうさん」と言ったとか。
優しくなって「ごくろうさん」なら嬉しいことだけど、
家族に対するのとも、ああお手伝いさん来てくれたのねとも違う
力の無い、惚けた様な「ごくろうさん」だったらしい。
辛そうに教えてくれた。


かーさん、今回の掃除はお布施だよ、法施だよ


ちょうど「金銭・物だけではなく、人の為に何かするのもお布施」
という下りを読んだところだ。若干解釈間違ってると思うが。
訳が解んないんだとしても「ごくろうさん」で良かったやん、
罵られなくて良かったやん、と慰めたのは言うまでもない。
あんまり何の足しにもなってないな。。。
惚けてしまったとしても、素直な気持ちだったら良いのだけど。


以上、「般若心経」が繋ぐ、てんこ盛り盛りな夜でした。