社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

「THE BACK HORN」

新アルバムの感想でも・・・と思ったが。
まだ1曲1曲の感想が書けない。
聴けば聴くほど、ずしーっと沁みる。
ここんとこ「・・・社会人向いてねぇ」と落ちている所為も
あるが。


で、思ったんですが、このアルバムはTHE BACK HORN
何を求めるかによって評価が変わると思う。
これまでのTHE BACK HORNを求めるのであれば、全然アレかも。
痛々しさ、攻撃性、歪みを求めるのであれば、物足りないかも。
(だったら、他のバンド探した方が良いやん。)
彼らが彼らであること、彼らの表現したいものを求めるのであれば、
それなりに納得がいくと思う。
稲沢個人としては、これは凄い作品だと思う。


色んな感情を綯い交ぜにして「凄い」と言い表しますが。
上手く言葉に出来ないのがもどかしくって仕方ない。
戸惑い、とはちょっと違う。いっそその方が楽だ。
ほんまに重たい。
何でなん?というくらい重たい。
でも、物凄い好き。多分ずるずる聴くだろう。
(時節柄、今頃が落ち易い時期なので、変な波長の合い方したんやろか)
このニュアンスはちょびっと聴きでは多分伝わらないと思う。
我慢していてよかった。
ライブはどうなるんでしょうね。


唯一難を言うならば。
舞姫」は”栄純グレッチ”王道の音だったらよかったなーと思う。
心持ちギターの音が細めで、しゃりしゃりしているでしょう。
ウクレレやパーカッションは凄いよかったんですけども。
(仮)の方はグレッチに違いないので、その方がよかったなぁ。
違いましたっけ?