社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

週のドタマから鬱々と

栄純先生のブログのコメント見ていて思ったのですが
やっぱり「うつ」というと「思い癖」とか
「心の持ちようで・・・」とお思いの方もあるのですね。
今でも。
そういう一面があるのは、確かだろうし、「うつ」に逃げて
しまう人もあるのも事実で。


だけど。
「うつ」のお題目貰って楽になる人も、ある。
あたしは「物忘れドック」で、医者に「うつが原因の仮性痴呆
状態」と言われて、少し楽になった。
「うつ」は覚悟してたが「仮性痴呆」はショックだったなぁ)
一時的なもんだったんで、結局半年後に同じ医者に駆け込んだが。
本当に追い込まれると、そんな2文字の逃げ道ですら有難い場合も
あるし、たかだか薬でも、少うし楽になれる場合もあるよ。
人それぞれだけどね。←ここ大事。


それに、心を前向きに持とう、という力すら無くなるんです。
一時期は会社の面談に3時間かかってました。
「疲れました」「どうしたら楽になる?」「わかりません」
「わかりませんじゃ解らないよ」「とにかくしんどいです」
・・・と延々話してたから。


厳しい言葉で「しっかりしなよ」というのは、少し良くなって
から。
恢復してきた人には、「心の持ちようで大丈夫」と声を掛けて
大丈夫だと思うさ。一概には言えんけど。


逆に、「うつ」という言葉に甘えてしまってはイカン、
とも思ってます。
あんまり大っぴらに言ってしまうと、他のほんとにうつで
のたうってる人の立場が悪くなるからなぁ。。。
ただでさえ、傍から見てると「サボってる」ように見えたり
「心の持ちよう」とか言われたりしがちなのに。
難しいな。ほんと。
そういう事もあって、稲沢は言い訳にしないようにしてる。


栄純がどういう状態なのかは知らない。
薬はまだまだ飲んでるみたいだけど、恢復したかな?と思っても
暫くは飲む必要があるんで。
(ただ、年賀状の絵が気になりました。いのししじゃない方。)
稲沢もついつい、いらんコメント書いてしまいましたが、
そっと見守る位の気持ちの方が良いのかもしれんな。


心の問題は、難しい。
安易に「わかるわかるー」とならないよう、
叱咤激励などしないよう。バランスが大事なのだなぁ。
以上、日本一明るいうつ野郎、稲沢のボヤキでした。
(長いっちゅうねん!!)