THE BACK HORNの名曲「冬のミルク」を稲沢が弾き語ると
何故かまったりを通り越してもったりしてしまう。
あのギターのカッティングのさくさくっとした感じが出ない。
ミルフィーユと室温のバタークリーム丼一杯分位は違う。
「冬のミルク」というと、何故か紅茶花伝や午後の紅茶の
ロイヤルミルクティのホットの青い缶入りを思い出す。
昔、振られても振られても諦められない人があって、最後に
「貴方の為、って、結局自分の為なんやろ」と言われた時に
飲んでたから、か。
めっちゃ痛いけど、懐かしい。
栄純のブログを見ていて、
「うちは栄純が、ただ、そのまま居るだけで良いねん。
それ以外は何も望まんわ」と思ったりするのですが。
よく考えたら、物凄く酷な事を望んでいるのかもしれない。
無理しないでね・・・と思っても、無理しないようにしよう、
と無理しはるかもしれへんし。
かといって、無邪気に「こんなん楽しみにしてます」とは
言えないよ。
でも、自分の気持ちはそうとしか譬え様が無いのです。
「冬のミルク」でも「ザクロ」でも「世界の果てで」でも、
ほんとに、ありのままで、良いのですけど。
進みたいように進んで頂ければ。生きていて下されば、
私はそれで良いのです。
ううむ。
難しいな。難しいぞ。
誰の為なんだか。何が誰にとって良いんだか。
誰かを思う事、何かを望む事は、結局誰の為なんだか。