社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

舞姫

28日はお花教室で正月の花を生けて
いました。
風邪が酷かったので、途中まで生け
残りは帰宅してからに。
で、29日は続きを生けました。
迎春準備、バッチリです。
写真は持って帰った時に元気のなかったガーベラ。
1時間瓶に挿したら元気になりました。


そのお花の時、お花メンバーの方がそっとやって来て
子供さんの写真・名刺を渡そうとされた。
・・・その日が来たか。
以前より「うちの子、どうかしら?」と打診があった。
とても良い話。
お母さん(お花メンバー)、彼女のお姑さんもいい人そうで
子供さんも人の好い感じ。堅実なご職業ですし。
家族で庭弄り、という生活も悪くないなぁ。。。
それこそ、マニアックヘブンの時くらいは家の事をお願い
しても、快く引き受けて下さいそうな感じではあります。


だけど。稲沢は思う所があって、お断りしました。
大家おかみが相手の人柄より前に本籍を知っておきたい
化石級の古い考え方を持つ、譲らないガンコちゃんなので、
確実にご迷惑をお掛けしそう、というのもあるが。
自分の気持ちを貫きたいと、そう思ったのさ。


帰りのエレベータの中で、ふと思い出したフレーズ。

 あんたが何と無しに生きるなら
 人生はたやすいし
 あんたが信じた道を貫き通そうとするなら
 その人生は難解なものになる
 (「舞姫(仮)」/THE BACK HORN


焼け落ちるまで、舞ってやろうじゃないか。
命が果てるまで、舞ってやろうじゃないか。
どす黒い穴の向こう側に、飲み込まれてやろうじゃないか。
彼の人の為に。
信じた道を貫き通すのだから、人生難解でも仕方ないさ。


後で気づいたんだけど、お花メンバーの方は、釣書ではなく
写真と名刺をお渡し下さった。
お断りする時に本籍の話をしたら、少し目を丸くされていた。


かーさんよ。あんたの見てる世間が全てではないぞ!
釣書なんざぁなくてもご紹介・お見合い出来んだぞ!
うわははははは!あはははは!
つい嗤い出したくなった、師走の夜なのでした。


・・・てさ。
オールザッツ漫才!2006」見ながら書く話じゃないよな。
これ↑見ないと関西人として一年を締めくくれない。
大抵2時頃に諦めて寝るが(笑)。
うまいこと、オチもつきましたし。見よっと。