社会学的読書。
お彼岸、ということで祖父のお墓参りに。
夏のような日差しも手伝い、「幸福な亡骸」を心の中で
歌いながらお墓まで。
祖父にとって「人生は長すぎた」かな?
・・・いや、きっともう少し長生きしたかっただろうな。
親戚の家に帰ってから、笑い飯の漫才観て笑い転げる
孫達を、そばで見ていたかった・・・と思いたい。
帰宅後、やっとこさ「文庫版陰摩羅鬼の瑕」読破しました。
京極さんの作品の中で最長、一週間かかったばい。
でもやっぱり半分超えてからが、早かった。
実は最初から犯人などなど解ってて「あーやっぱり」てな
感じでしたが、それでも面白かった。好きだわ。
「こんなぶっとい本初めて・・・」な方でもとっつきやすい
のではないかな。
この次に読むのは「日本はなぜ諍いの多い国になったのか」。
再読です。
この本は、通常とは違うルートで家にやってきました。
ある日中央公論新社から郵便が。
プレゼント応募?と思っていたのですが、本に挟まっていたのは
「おめでとうございます」ではなく「謹呈」の紙っ切れ。
大学時代の恩師が書かれた本でした。
びつくりよ。「謹呈」なんて日常生活で、ある?
今流行りのノンフィクション系新書ですけど、良かったら是非。
エッセーぽくて、読みやすいほうですよ。
中公新書ラクレというシリーズにあります。
著者名は某演歌歌手のよーなお名前です(笑)。
「京極堂」シリーズは、裏テーマが社会学的内容ぽい所も
結構好きだったりします。
どうも最近の読書の傾向、社会学的なモノが多いな。