社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

モッシュ・ダイブについて。

ロック夏フェス真っ盛りな今日このごろ。
ROCK IN JAPANのBBS見たらモッシュ・ダイブ可否に
ついての議論が喧しい。
BBSに書いちゃえば良いんだろうけど、久しぶりの
「考える日曜日」のテーマにすることにしました。


モッシュについて、定義は色々あるのでしょうけど、
身もフタも無く言うとオールスタンディングの客の上に
のし上がってごろごろ転がる行為でしょうか。
(ちょっと違うかもしれないが。)
恐らくやる人はテンション上がってて、楽しいのでしょうね。
二階席で見てても面白いですよ、係員に引きずり下ろされてる
のは。


ROCK IN JAPANでは原則禁止のようですが、やる人がいらっ
しゃるので、BBSで毎回話題になっているらしい。
そりゃあ禁止にするでしょう。
死人・重篤な怪我人出た時の責任がありますから。


例えば、バンドやってて、凄い人気があって、その日のライブは
特に大盛り上がりでモッシュする奴がいたとしましょう。
客が全員モッシュに慣れていたとして(マナーもあるらしいので
それも守って、ありえないけどやり方も遵守して)、それでも
奴は運悪く落ちて頚椎捻挫してしまいました。


バンドメンバー、責任とれますか?
ライブ主催者、会場関係者、責任とれますか?
お客さん、責任とれますか?
ていうか、誰が責任とるの?


沢山の人を集めてライブを開催するという事は、主催者・関係者
が万一の時に道義的に責任をとらねばならないと考えます。
(「責任は負いかねます」と注意書きしていたとしても)
過去にライブハウスで将棋倒しが起こって、亡くなった方が
あった事故では、バンドは解散、ライブハウスも潰れました。


ロッキング・オンとしては、責任が取れない、出演者にも来場者
にも責任を取らせられない(取らせたくない)から禁止にして
いると思います。
モッシュする奴もして欲しいアーティストも、この観点でも考えて
みてから、それでもやりたいならやって下さいな。


因みにアタシはライブでもみくちゃになっても
(これもモッシュ?)倒れないよう、倒さないよう、考えながら
踊り狂ってます。
死人・怪我人出して大好きなアーティストを悲しませたくない
から。
まぁ、あんまり稲沢が力説しても説得力が無いが、な。